私はテニスが大好きだ。

大学時代のサークルではまり、週のほとんどはラケバを持ち歩いていた。

朝7時半に家を出て、車でT氏を迎えに行き、コートに直行。5時までテニスをし、ファミレスで夕飯食べて家に帰る。当然大学授業はサボり・・・

という、ありふれた(?)アホ学生をやっていたものだ。

日本の大学生が勉強しないのはニッポン社会公認の事実として、毎日徹夜麻雀→昼過ぎまで寝る、とか、毎晩クラブで夜遊び、とかしてた人たちよりは大分健康的な生活を送っていたと自負しているんだけど(笑)


ま、夫婦共通の趣味があるってのは良い事で、特にこういう田舎に暮らしていると、遊び相手も行く場所も限られるわけで、、、よって我々は暇さえあれば夫婦でテニスコートに通い、むさ苦しくデスマッチを繰り広げている。

テニスしていない時はゴルフかな(笑)


最近、我々はテニスコートのネット付近にカメラを置き、自分たちのフォームを動画で撮り、フォームチェックする。

という事を始めた。。。

一体何を目指しているんだか(笑)30前にして学生現役の時にすらなかった程の情熱である。


二年間でT氏のビジネススキルや私の英語力が上がるかどうかはともかくとして、我々のテニススキルだけは上がりそうである(笑)

社費、テニス留学、バンザイ。(このブログ、T氏の会社の人に見られない事を祈る。)


ここブルーミントンには、無料で使えるテニスコートがあちらこちらに点在しているのだが、私たちはお金をちょっと払って、雨の日や冬の寒い日でも使えるような、室内コートの会員となっている。

ちょこっと冷暖房も効いてて快適。しかもお金がかかるとはいえ十分安い。


yunのブルーミントン日記

大学生は外の無料コートを使う事が多いので、ここを使用しているのは中高年のアメリカ人や、レッスンを受けている人たちがほとんど。落ち着いた雰囲気である。


夏の間、夫婦でちょっとレッスンを受けていたってのもあり、テニス人脈もちょっとできた。

9月以降は、T氏は学校の本プログラムが始まって忙しくなり、普段はテニスする余裕がなく、基本的に部屋にこもって勉強する生活になったが、

私は9月以降もレッスンを取るし、そこで何故かベトナム人夫婦に気に入られ、色々と誘われるままに色んなグループテニスに参加していたら、気づけばうっかり週3でテニスをする羽目になっていた。


火曜朝は、「インディアナ州の各地を旅して試合をする、試合チームの練習」(IUテニスクラブの代表メンバーに入れられてしまった!)

水曜夜は、普通のレッスン

木曜朝は、「暇な女性達のテニスの会」(これもまた、メンバーに入ってしまった!ちなみに私以外、60歳前後の人々だと考えられる 笑)


その他、T氏に時間のある時は週末夫婦デスマッチに付き合う。


・・・明らかにやりすぎである。


ま、テニスは好きだし、いくらやっても飽きないんだけれど、最近の悩みは・・・


右の肩~上腕に、妙な筋肉がついてきた!!!!><


ということ。

明らかに嫌な予感がする。

ムキムキ二の腕にはなりたくないんだけどなぁ・・・。

筋肉はあった方がいいけど、二の腕だけは「運動できません、重いもの持てません」的な女子の、ホッソリ柔らかな感じに憧れる。


南無三。




アメリカのテニス事情としては


・ まず、マイナースポーツ。

やはり、アメリカで最もポピュラーなのはフットボール(アメフト)とバスケ。

一般人が日頃する運動としては、ジムでの筋肉トレーニングやジョギング、仲間が集まればバスケ。 って感じなので、テニスコートはたーくさんあるくせに、ほとんどコートは空。

テニス、日本ではかなりメジャーなスポーツなのにね。


・ 試合には本気。セルフジャッジで、割と自分の都合の良い判定をする。

日本で 「遊びテニスしましょう」って時は、ほとんどの人がヘラヘラしながら試合をする。 自分がミスったら「わー、やっちまったー」と笑顔。相手が決めたら「ナイスショット!!今のはすごかったねー」と笑顔。

セルフジャッジで「きわどいな」と思う時は、「やり直し」 もしくは 「相手に有利なように判定」。

・・・愛すべき日本カルチャーですよね。

こちらの人。試合中は基本真顔。自分がミスると自分に真顔でキレる。相手が決めると無言。 セルフジャッジでは、「いや、今の違うでしょ!!」と思うようなものでも、とりあえず自分の有利な様に「アウト!」とか「イン!」とか言ってみる。それに対して相手は公然と抗議する。

・・・これ、慣れるまで相当やりにくいって!!

純ニッポン人としては、相手に真顔で「アウト!」とか言われたら、「あ、そ、そうですよね~」って言うしかないしさ、

一番困るのは、相手と仲間のジャッジ判定で割れていて、自分に最終判断が委ねられた時。「もう、どーでもええよ、ジャンケンでもしてよ」・・・と言える雰囲気でもなく、いつも心底困ってしまう。


・ デブはやっぱり馬鹿力。

いるんですよ、テニスしてる人達にも「巨デブ」が。

もう、笑っちゃう位、信じられない位、走れないんだけど、打つ球はめちゃくちゃ早くて重い!!!

8月に取ってたレッスンには、可愛らしいインド系の男性巨デブがいたんだけれど、21歳という若さなのに本当に足が遅い!! 一歩一歩運ぶ度に「ポイ~ンポイ~ン」っていう効果音を付けたくなる感じ。

なんだけど、この球がめちゃくちゃ重いのです!変な体勢で受けたら肩を破壊されるね。

筋肉質ではない子なのに、やっぱ力は違うんだな~と実感。


・ 結構みんなオシャレ。

私は基本的に、「スポーツに洒落心はいらねぇ!!」という硬派女子だったので、日本でテニスしてた時にウェアに気を使った事は全くなかった。

いつもヨレヨレのジャージにTシャツ。基本的にスポーツウェアと寝巻きは兼用。

長年仲良しだが、テニス/ゴルフ/スノボ しか一緒にしたことがなかった男友達と初めて居酒屋で飲んだ時、普通の会社帰りの格好をしていた私を見て驚愕された事があった。

「オシャレとかしない子だと思ってた」

と。

「いや、結構普通に服とか好きよ」と思いつつ思い返してみたら、彼といる時は常にスポーツしていた=ジャージ(寝巻き)かスノボウェア だった  という事に気づく。 その時はちょっとだけ反省したものだ。


とにかく、アメリカのテニスコートで寝巻きスタイルはちょっと浮くので、初めてまともなテニスウェアを買ってみた。


yunのブルーミントン日記 ナイキの上下。

yunのブルーミントン日記 アディダスのイバノビッチスタイル(子供用)。W&S Openを見に行った時に買いました。(その記事は後述。)中に履いたスパッツが、アクセント色のショッキングピンクで可愛い。


すると、


結構楽しいのね。

いやー、テニスウェア、可愛いんですよー。

色んな種類があって、同じブランドでもデザイナーによって雰囲気が違ったりして。


日本のテニスコートでは、やはり長ジャージが主流なので恥ずかしくて着る気分にならないかもしれないけれど、こっちでテニスする間はオシャレウェアで気分を揚げたいと思います。





さ、次は、先月テニス仲間に連れて行ってもらった、

Western&Southern Open

について書きます!!

テニス好きは必見です!!