7月17日、サッカー女子Wカップで見事ナデシコジャパンが優勝した!!!


yunのブルーミントン日記

いやー、感動したねー。

「もうダメか」というシチュエーションに立たされても決して諦めることなく、全力のプレーを続け、チーム全員でもぎ取った優勝だったと思う。


日本人である事に、改めて誇りを感じさせてくれたナデシコジャパン、ありがとう!!!




ここブルーミントンでは、スポーツチャンネルにおいてサッカーW杯中継は行われていたものの、スウェーデン相手の準決勝まで日本の試合は放映されていなかった。

W杯ニュースを放送していても、いつもアメリカ選手の同じインタビューばかりで、日本については「○ー○で勝ちました」という文字が出るだけ。

ハイライト位見させてくれよ~、と何とも歯がゆい日々であった。


「準決勝は、アメリカ時間14時~、全試合放映される」と聞き、速攻日本人仲間数人と、近所のスポーツバーに集合。 あつ~い昼間に、スポーツバーのTVで、仲間内にしか通じない安全な日本語でサッカー応援。 ビールが進まない訳がない。


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この状況、一年前の男子W杯を、イタリアにて応援していた時を思い出させられ、懐かしかった。

http://ameblo.jp/yunitalia/day-20100615.html


ナデシコの試合、今まで通しで見たことがなかったけれど、ほんと、いいチームなんですね。

個人技も際立つし、パス回しとかハンパない。 男子よりもずっと落ち着いているんじゃないか?と思わせられる瞬間が沢山あった。

準決勝は3-1で、相手に付け入る隙を与えずに圧勝。

スポーツバーにて、アメリカ人に「次は日曜に待ってるぜ」とか言われつつ、気持ちの良い時を過ごした。



そう、次の決戦は日曜日、対アメリカ!!


何を隠そう、ニッポン大好き&スポーツ観戦になると異様に熱くなるワタシ。

外のTVで観戦などしたら、アメリカ人とケンカになりかねない。 鬼畜アメ公とか言いかねない(おっと、このブログ、他の人種読んでないよね・・・笑)

っていうか、もし日本が勝った場合、アメリカ人に撃たれねない?!

・・・とかブツブツ言いつつ、結局仲間内で唯一TVが開通している、Yさん宅に皆でお邪魔し、観戦する事に。


Yさん宅、可愛いお子さんが二人。


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普段とーっても大人しくて、お利口さんのこの子。 試合で私たちが思わず盛り上がり過ぎる度に、その気迫に怯えて泣いてしまった・・・ホントにごめんなさい;




スポーツの国際戦で、君が代が流れる度に涙腺が熱くなるのはワタシだけでしょうか。

地味な曲だけれど、君が代が流れた後に流れる他のどの国の国歌も、君が代と比べると何故か軽薄な感じに聞こえてしまう。


国歌斉唱と共に映しだされる選手達の顔。

いい顔です。

誰かが言った。「アメリカ選手の方が美人だ」と。

うむ。確かに、アメリカ選手の方がいわゆる「美形」なのかもしれない。

でも、体全体から滲み出す雰囲気はどうだろう、化粧をした美形アメリカ人選手よりも、スッピンでバサバサ髪の日本人選手の方が、可愛らしさがあると思ってしまう。 

彼女達がどんなにガサツに喜ぼうとも、厚かましい「強さ」を感じ無いのだ。

上手く言えないんだけど・・・そう、どこか「ナデシコ」なのだ。


サッカーというスポーツにおいて完全に男化し、女を忘れていたとしても、日本人って不思議と「厚かましい強さ」を醸し出せないんですよね。何ででしょうか。古代から、「奥ゆかしい、品のある女性」が正とされた歴史によるものなのでしょうか。実際、彼女たちも「ナデシコ」とか呼ばれちゃってる位だし。

対してアメリカの選手。美人だし、女性としての美しさもちゃんと意識できてる雰囲気。

でも、「可愛くはない」んだなぁ。

過剰に「強さ」を感じる。

女性の行動に厚かましさがあるのは、良くも悪くも「強い女性」が正とされ続けた歴史があるからかね。

例えば主婦が「夫は仕事も家事も全部しつつ、私の要求に応え続けて当たり前」と言ったり、職場にて異様に男性を敵視して頑張ったり。

そういうアメリカ人女性の特性も、もちろんある意味立派だし、アメリカ社会においては決して悪いことではない。


ただ、たかが数分の国歌斉唱&選手たちの顔の映像で、ここまでの雰囲気の差を感じ、考えさせられてしまった。

・・・と、まぁそれだけです。

完全なるひとりごと。



さ、試合の内容については誰もが知る所だと思うので省略しますが・・・


前半早々、何度か「ヒヤっと」しつつ、神に感謝し・・・→焦り→狂喜→延長戦前の円陣の様子に涙し→焦り&半ば諦め→狂喜→PKでドキドキし→狂喜!!!


という流れでした。そしてこの盛り上がりの度に子供が泣いちゃうっていうね・・・。



yunのブルーミントン日記 エミレーツの猛アピール、みんなが違和感を感じた所でありますね(笑)



アメリカの放送なので、試合後に日本選手の様子はほとんど映し出されず、永遠とアメリカ側の愚痴を映していたのが残念な所。

ちなみに「ナデシコ」は、英語アナウンサーによって「brilliant flower」と訳されており、「そんな軽々しい言葉に約すなっ!!」とちょっと怒りを感じるトコロ。


それはさておき、ちょっと恥ずかしげにスポンサーと握手とかしつつ表彰台に登る様子、皆で一丸となって喜ぶ様子。全てステキすぎたぞ、ナデシコ!!

体の大きさ、足の長さ全て全然劣ってる中、この快挙は神だと思う。

日本では早朝の放映だったみたいだけど、かなり多くの人がオンタイムで見てたみたいだね。

最後に一言。

「あ~、渋谷のスポーツバーで大騒ぎしたかったな~」



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ナデシコジャパン、感動をありがとう!!