7月4日はアメリカ独立記念日だった。

この日は休日で、お店もほとんどお休み。 パレードやら花火やら、各地で色んなイベントが催されている。


せっかくだからこの町の記念日イベントを堪能しよう!という事で、ブルーミントンの大規模パレード&夜の花火大会に行くことに。


パレードは朝の9時半から2時間程行われる。

パレードが通る場所には、朝早くからビニールシートやら持ち運びOKな椅子やらを持った人たちが陣取っている。随分盛り上がっているなーと思いつつ、期待大で沿道に出てみると・・・


こんな感じ。「特にこの日のために準備してきました」感はゼロ。

各団体の「出たがり」さん達が、適当に集まって、車のクラクションを鳴らしながら練り歩く、そんな「パレード」。


yunのブルーミントン日記 これは、新体操をしているキッズ達の集団。皆各自のペースで、バラバラに側転とかバック転をしながら歩いている。

yunのブルーミントン日記 これはサーカスの人たち。髪の毛で吊るされている人は男か?女か?とにかく痛そう・・・

yunのブルーミントン日記 これはもはや何の団体だかすら分からない。「たまたま家にトラックがあったから、親戚で出てみました」系か。

yunのブルーミントン日記 沿道にはキッズが座り込み、パレード参加者が撒いて歩く飴玉に群がる。「道に落ちているものを拾って食べてはいけません」・・・うちのハナちゃんによく言い聞かせている言葉だが、・・・まぁいいんでしょう、独立記念日だし。




こんな感じ。うまく写真にとれなかったが、ピンクパンサーの着ぐるみを着た人が、超やる気無さそうにダラダラと歩いていたのが一番笑えた。 ピンクパンサー着たなら、張り切って歩こうよ。



「パレード」というとディズニーランドの一糸乱れぬものを連想してしまう日本人的には、ある意味新しく、面白いものであった。




夜は花火へ。

こちらの花火、何と車から見るのだ!!!

どこへ行くのにも車のこの社会。 町の外れにある花火会場へも皆車を使うしかないので、ひろーい畑?を駐車場のようにして、車を何百台も停める。 そして時間になると、真上にドカーンドカーンと花火が上がるのだ。


yunのブルーミントン日記

yunのブルーミントン日記 花火は、日本のものが世界一!と、アメリカの花火をなめてかかったのだが、予想外に立派だった。 一眼レフを持って行かなかったからあまりうまく撮れなかったけれど。

車に火の粉がかかっているんじゃないかと思われる程近くに上がるため、迫力満点でなかなか良かった。


面白かったのは、花火が始まる前までキャーキャーとうるさかったアメリカ人、花火g始まったと同時にシーンと静まりかえり、静けさの中鑑賞していた事。


日本みたいに、「た~まや~」とか、「わー、すげー」とか叫びながら見ないのだ。

そんな所にも、国によって暗黙のルールがあるんだな、と実感。



パレードに花火に。アメリカを感じられてなかなか楽しい独立記念日だった。