中国・桂林⑤

ハラハラドキドキだった桂林旅行も終日を迎え

無事に香港へ帰ってきました


飛行機でわずか１時間半

あの寒さがウソのように

上着がいらないくらい暖かくてビックリしました


いろいろトラブルもあったけど

良い経験ができてなかなか楽しい珍道中でした


ガイドさんはとっても日本語がお上手で

興味深い話をたくさんしてくれました


３年前、新婚当時に買った中国製のテレビが約３ヶ月で壊れてしまって

今の日本製のテレビは３年も壊れなくてスゴイネだって

３ヶ月で壊れたことにこっちが驚き

中国では悪い人間（どういう意味かは不明）は北京が一番で

女性が一番強いのは上海だとか…


男性は車とマンションを持っていないと

結婚はまず無理なんですって

日本の男性は大変だね

やっぱりお金が一番


そうそう、お金と言えば

川下りの後に寄ったお店で買った１００元のお土産

１００元札をみせたら裏も表もなんども透かすように

じーーーっと見られました


日常的に偽札が出回っていてお札を出すと必ず確認するみたい


香港でも高額紙幣を出すとたまに見られるけれど

まさか１００元札であれほど見られるとは


ちょっと衝撃的でした


途中で買おうとした出店の飲み物も

危ないから買わない方がいいよ、とガイドさんに止められたし

まず疑ってかかる姿勢にちょっと残念に思いました


とはいえ私は日本人なのでやっぱり中国製品は信じていないのですが



お国が違えば事情も違う

そんな違いを見つけるのは海外旅行の楽しみなので

もっといろんな国を訪れてみたいと思いました

中国・桂林④

桂林３日目はホテルから車で約１時間ほどの自然公園へ


あいにくの雨で人もまばらだったけれど

入り口から景色のすごさに圧倒されてしまいました

紅葉の時期はきっとすばらしいんだろうなぁ～

紅葉した葉がたくさん落ちていました

今年は12月が見頃だったようですが予定が合わずに残念


子ども２人連れて山の中のかなり上の方まで登っていきます

途中いくつか見どころの滝がありました

雨で足下はすべるし階段も多く

パパはほとんどユナを抱っこで２人ともかなり疲れてしまいました


ここで一番の名所のつりばしに到着

高さも長さもかなりありました


普段は絶対拒否の高所恐怖症のパパも

この日はがんばって渡りました


端っこではなく真ん中を歩いて下さいね

そんなガイドさんの言葉に不安を抱きつつ渡っていくと・・・


なるほど、真ん中にちゃんと印が


はしゃいではねているユナのせいで橋はかなり揺れるし

所どころ、板に小さな穴があいていて下は見えるし

かなり恐怖を感じました


なにしろここは中国

日本ならまだしも、なんだかすぐに壊れそうで、、


渡って少し登ると小さな休憩所がありトイレタイム


喉がかわいたというユナに

優しいガイドさん、あったかいミルクティーを買ってくれました


途中こんな不思議なものが

さてこれはなんでしょう


木と木の間が左から少しずつせまくなっていきます


コレ、太り具合健康チェックするもののようで

一番左を通り抜けられないと太りすぎだそうですよ


身体の大きいガイドさん、通れませんでした


パパはギリギリ


この後は登ったぶんをずっと下って行きました


ちょうど入り口横にある食事所でお昼ご飯


ここもだ～れもいない暗い部屋を通り抜けて

個室に通され食事をとりました


どう見てもお客はいないし

どこに厨房があるのか分からないほど部屋は暗くがらんとしていて

あまり落ち着けませんでした


部屋に帰ったあと疲れ果てて燃え尽きたムスコ

でもあなた何もしてないよね


次の日最終日はこちらも桂林の観光名所・世界最大級の鍾乳洞へ


ガイドさん、日本で最大級の鍾乳洞・秋芳洞を良くご存知でした


桂林のそれは比べ物にならないほどすごいと言うことで楽しみ


年末一時帰国で秋芳洞を見たばかりだったので

ちょうど見比べることもできて楽しかったです


中は所どころライトアップされていてキレイでした


鍾乳洞の中程にかなり広い空間があり

その一角にこんなすばらしい光景が

ここは北京の夜景と言われているそうです


ライトアップされた光景が水面に映し出されて美しかったです


出口近くには百獣の王・獅子がお見送り

確かに一見の価値ありでした


そうそう、鍾乳洞内で５元の追加料金で千年の亀を見て来ましたよ


千年生きているというけれど

それも本当かどうかかなりアヤシイ・・・

見た目はご利益ありそうでした

上に乗っているのは願掛けのお守りのようで

交通安全やら長寿祈願やらいくつかありました


なんだかウソくさいな～～買う人いるんだろうか・・・


お守りは買わなかったけど

長寿祈願にしっかりなでなでしておきました

中国・桂林③

桂林２日目、朝ご飯のあとはホテルから車で

約４０分ほどの船乗り場へ


香港もタクシーやバスの運転荒くて危ないけれど

中国本土はまたそれ以上にとっても危険

ラッシュ時にもなれば大量の車とバイクがごちゃまぜになって

交通ルールなんてまるでムシ

とにかく早いもの勝ちなんだそうですよ


我先にと隙あらばぐいぐい割り込んでくるし

そこら中クラクションでうるさい

なんどぶつかりそうになったことか…ハラハラでした


なんとか無事に到着し船に乗り込みました


船乗り場近くにこんなものが

観光名所が５段階に分けられていて

見る価値の高い所にはＡの文字が多く記されています

こちらは最高のＡ５つ。さすがですね


約４時間半の船の旅


川下りと言えば手こぎのイメージだったので最初ビックリしたけど

食事も出来る少し大きめの船でした

香港でみる大型客船と比べるとかなり小さかったけど


今の時期はいつも雨らしく、お天気が悪く残念だったけど

それがかえって水墨画の世界にピッタリの景観でした

広～～い川をイメージしていたのですが

思ったより以外と幅は狭かったです


周りに似たような観光船が連なっているので

幻想的な雰囲気は少し半減でしたが


どの山も高くてスケールがデカイ

さすがに圧倒されてしまいました

ネコ山

なるほど、正面から見るとネコの顔に見える

観音山

ちょうど中心

遠くの小さな山に観音さまが座っているように見えます

途中、ガイドさんが何度も想像力、想像力と言っていましたが

なるほど、見る人や眺める角度で

いろいろな物が見えてきて面白いです


１２時過ぎにお昼はバイキングだったのですが

ちょうどその前後に見所の景色が重なり

ガイドさんに言われるまま５～１０分ごとに外へ出て

写真とったり説明聞いたり、、

落ち着いた頃には料理がなくほとんど食べれませんでした～


追加料金で別に頼んだ地元のおすすめ料理

さといもに衣をつけて揚げたものにアメを絡めたもの

と～っても美味しかったです

以前香港の飲茶で食べた抜絲に似てました

コレ大好き

川下りは５時間近くかかりましたが

スピードがかな～りゆっくりだったので

距離はそんなになかったような気がします


この後下った分を車で戻って行きました



この日の夜は晩ご飯のあと

オプションで約１時間のナイトクルーズへ


前日の昼間に見た金塔・銀塔がライトアップされて綺麗でした

近くの山の鍾乳洞もライトアップされています

水上コンサートおねーさんたち、寒そう～

大きな湖を渡って行くのですが

世界の名所のミニチュアというかコピーがあちらこちらにあり

プチ世界旅行を楽しんだような気分でした

フランスの凱旋門や日本は山口県の錦帯橋などなど…

さすがコピー大国


寒かったけどなかなか楽しめました


ナイトクルーズの後

世界最大級の人口滝を見て来ました


場所は宿泊先のホテルのすぐ近くにある別のホテルで

夜８時から約１０分、週末は２０分ほど、毎晩だそうですよ





１分間いくら、１０分間でいくら…と値段を聞いたのを

忘れてしまったけれどかなりな額だったような


かなりのスケールでしたがこれを毎晩って・・・

お金持ち中国人の考えることは理解出来ないと

庶民の私は思ってしまうのでした

中国・桂林②

桂林旅行最初の夜ごはんは

ホテル近くの中華料理レストランへ


ここでもお客は我が家だけのようで半分暗いなか食べました


日本からの旅行者はいつもここへ来るのでしょう、

料理を持って来てくれるスタッフは日本語ぺらぺらでした



桂林と言えばビーフンが有名だそうですよ

そういえば車での移動中、米粉とかかれた看板を良くみかけました


こちらのビーフンは日本のものとは違い

うどんのように太いんだそうです

この日の料理ででてきたのはやきそばのようでした

確かメイン料理は地元ビーフンだったような・・・



もうひとつ有名なのが桂林産トウバンジャン

薬味としてそえられていたものが美味しかったのでひとつお買い上げ

１個１０元。安い


でもスタッフの勧誘がすごかった～～


仕事で勧めてるだけだから買わなくてもダイジョウブ

といいながらものすごかったし

パンダのリュックとか子どもをダシにするところがすごかったヨ



次の日は集合時間に絶対遅れてはいけないということで

ガイドさんがホテルにモーニングコールを頼んでくれました


朝食は朝７時の予約

本当に大丈夫かな…と不安を抱きつつ１日は終わったのですが・・・



次の日の朝、早めに目をさましましたが

待てども待てどもモーニングコールが来ない


そして７時になったのでレストランへ行ってみると・・・


なんだか入り口も中も真っ暗…


少し顔を出すと、入り口で編み物をしていたおばちゃんびっくり仰天

こっちがびっくりダヨ


確か朝食バイキングだったよね…

どう見ても料理ないんですけど



フロントに確認するもどっちにしても料理がないので

厨房にいたおばちゃんとおじさんあわてて料理を出してくれるのだけど


今から食べようとしていたようなまかないのお粥にビーフン、

作りおきのらっきょうや得体の知れない食べ物…

中華風蒸しパンはお皿に盛ったまま

目の前の電子レンジでチン


とーっても固かったヨ・・・


４人分の牛乳を出してくれたけど

半分はお湯で薄めたのではないかというくらいとっても薄い


もう何からなにまでツッコミどころが満載でした


本来ならば激怒しそうなところですが

なんとなく予想はしていたし

あまりにありえなくて可笑しくなってしまいました


明日の朝ごはん、

どうなるか楽しみだね～なんて話しながら朝食を終えました


半分以上残したのは言うまでもない

宿泊客は我が家だけ

やっぱり暗～いなかで食べました


この後はいよいよ今回の旅行のメイン観光、漓江の川下りです

中国・桂林①

先週金曜日～今週月曜日まで

中国は桂林に旅行へ行って来ました


桂林と言えば世界的にも有名な観光地で山水画のふるさと

水墨画そのものの景色が見られます


なんてはずかしながら私は今回の旅行で初めて知ったのですけど


前々から中国の歴史や風習に興味を持っていたパパの強い希望で

３泊４日のツアー旅行を楽しんで来ました


日本からは遠いところ、そこはやはり香港

香港国際空港から飛行機で約１時間半

あっという間に到着しました


近いとはいえやっぱりそこは中国本土

香港とは雰囲気もガラッと変わっていました


桂林空港はオフシーズンのせいか人はまばらでなんだか暗～い感じ


空港職員はやる気なさそうな様子で

ちょっとトイレに行くのにしばらく立ち止まっていただけで

さっさと行け、なんていう仕草


なんだかな～先が心配になってしまいました


空港で出迎えてくれたのは日本語がとっても上手な現地スタッフさん

発音もとてもきれいで気さくで雰囲気の良い方でした


空港からホテルまでは車で約２時間近く


途中ホテル近くの杉湖のほとりに立つ金塔・銀塔に立ちよりました

写真では分かりずらいですが

夜にはさらに金色と銀色にライトアップされてキレイでした



本土へは深圳、杭州と訪れましたがどちらも日帰りでした

今回は初めての宿泊のためどんなホテルかかなりドキドキ


到着したホテルはいかにもといった感じの中華風

内装は凝っていてなかなか素敵でした


が


オフシーズンで人気はなく

ライトはまばらに灯り、空港同様中はかなり暗～～い感じ


なにやら改装中だとかで瓦礫の山がたくさんありました

古い木彫りが印象的なエレベーター（でも壊れそう。。）

で６階の部屋へ


思った以上に素敵なお部屋でした

雰囲気出てる～


観光シーズンでお客さん大勢でにぎわえば

きっと素敵なホテルなんだろうな～という印象でした


しかしこの後様々なトラブルに見舞われるのでした…