夢生喰い(ゆなくい)の奇妙な話箱

夢生喰い(ゆなくい)の奇妙な話箱

日常で起こっている奇妙な出来事などをあげていきます。
時折、趣味などもあげていきます。

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夢の話です。


 夕暮れの海辺にいて、数人の仲間と雑談しながら夕日を眺めたり砂浜で遊んでいたりしていた。

私はどこかの研究所の女性科学者で、旧友達の集まりに参加していた。

夕日に照らされる海は、なぜか波の音がしなかった。

とても違和感があlったが、夕日に照らされて光る海がとても綺麗で気にしなかった。


 すると、浅くも深くもない海に黒いコートを着た男性がいた。

「なぜあんな所に?」と思っていると、男は旧友達を静かに指差した。


突如、男の背後に金属でできた巨大なドリルが現れた。

それが速くはないが確実に旧友たちに近づいている。

旧友達も気づき、走り出して逃げる。私は男に気づかれていなかった。

彼らの真横にあった岩陰に隠れ、様子をうかがっていた。


すると、科学者はペットボトルに入った水のようなものを投げつけた。

液体がドリルにかかると、シューという音と共にドリルが溶け出していった。

ドリルは停止し、科学者はその間に逃げた。




 いつの間にかたどり着いた場所は、どこかのショッピングモールだった。

科学者と旧友しかいないショッピングモールは、廃墟のように静かだったが、廃れてはいなかった。

そして、先ほどの男が現れた。

男はよく見ると、口元に金属製のマスクをしていて、黒髪で色白だった。

科学者が男に襲いかかった。


取っ組み合いをする女性科学者と男。

互角だった。

そして科学者が言った。


「なんで裏切ったのよ!?」


二人は何の関係を持っていたのかは、わからなかった。

ただ、男が返答に答えなかった。何かを隠していた。

そして、二人は距離を取った。にらみ合い、言葉はなかった。