スリランカに戻って48時間、ようやく、少しまとめて寝たせいで、時差調整できそうだ。といっても、今は、真夜中、小雨が降っているので、涼しいし、蚊もいないので、雷がこなければ、ネット使って快適に過ごせる。留守中に、黒猫が、飼い犬に、3 対 1で、攻撃され、亡くなった。残った三毛は、結構健康そうで、夜中でも私の気配を感じると、みゃーと鳴いて可愛い。犬たちは、まだ許せないので、距離置いているが、3匹で、仲間なので、人には、あまり、なつかないし、気にしてないようだ。ごはんはちゃんと貰ってるし。

スリランカから、アメリカ宅にほぼ予告なしでやってきた居候は、最後の一週の慌ただしさにまぎれて、あまり考えずに、うちに住んでいい事になったが、気になることがいくつかあるので、覚書しておく。

年齢が三十五歳らしいが、もちろん独身で、親の家にずっといたよう。外国経験はあるが、学生として、苦労はしてないようだ。料理とかは、したことなく、朝お湯を沸かして、お茶を作ろうともしない。出されるのを待つ。食事は、自分で食べるはずだったが、いつも、一緒に加わっていた。もちろん、食べる?とは、聞いたものの、もう食べた、を期待することもある。正直ではあるのだろう。プライベートな日記なども、そのへんに、ポンと置いてある。

娘の部屋を使うことになったが、私たちが帰るまでは、荷物を広げないはずだったのに、たちまち娘は部屋を占領された。脱いだものが、ほっぽってあり、エアコンつけたまま寝てしまったことも。娘の居場所を尊重してくれていない。金銭関係は一切なく、ゲストとしているのに。そして、なんと、娘へのお土産が、100ルピーの、おもちゃのブレスレット、これは、値段までついていて、気づいた娘は、アクセサリーは身に着けない、と断った。おかしいのは、そしたら、じゃ、ママが使う?だって、なんとまあ安く見られている。ホーボーケンで、ニューヨーク間近の一等地に、4か月も滞在するのに、あまりの非常識で、とんでもない居候。夫の旧友の娘の学生時代の友達というだけのつながり、夫にとっては、寒くなる季節に話し相手がいて、寂しくなくていいのなら、一緒に暮らすわけでない私は、忘れていたほうがよいのかも。よく言えば、気が付かないでのんびり、人は好さそうなので、きっと生まれつきなのだろう。

私だって、きっと人にいろいろ愉快でない気分をさせて、ここまで来たのだし、人のことはいえないだろうが、と
自分に言い聞かせる。

この先当分、ホーボーケンに戻れないし、私たちのかわり、楽しみがいっぱいの秋から冬のニューヨークを堪能でき、ラッキーな人である。