先週、機嫌が悪かったのは、たた頭が痛かっただけのようだが、それを素直に言わないので、あれこれ心配してしまった。言ったって治るわけじゃないし、話しかけられると余計がんがんするとか、後では言ってたが。でも、いくら娘の希望といっても、一年ぶりぐらいに前の学校に戻るのは、結構ストレスはあると思う。ほとんどみんな13歳になったり、もうじきなるというのに、娘はまだ11歳。大人になってしまった子たちが多いうえ、通っていなかった分、勉強には付いていけない科目がある。たとえば、ラテン語、代数。でも、英語、ドイツ語、サイエンスは、間があいていても、平気だった。先生たちも、短期であるが歓迎してくれる先生が多いし。

私としては、この経験がこの先の学校選びに、かなり大事である。スリランカでは、違和感なくやっているが、はっきりいって、歴史、仏教などを高度なシンハラ語で習うのは、時間の無駄だと思う。10%ぐらいしか点も取れないので、全体の平均を下げているだけ。そして、すべて英語のロンドン試験向けのクラスは一年後から。その間に、アメリカにいないことで、失うものと、スリランカで得るものと、はかりにかけて、8月までに決めなければ。ここだと、9月新学年で8年で、中学最後の年。(まだ、12歳なのだが)

友達にしても、ここは、クラスがひとつ、20人ほどなので、知り合ったら、仲よしかは別としても、いつまでも同級生。スリランカの友達は娘がこちらにくると、ちょっと裏切られた感じに受け止めるよう。スリランカで大変な思いなのに、娘だけ楽してると。そして友情は積み上げていくのだけど、積み木がくずれると、それまでサポートしてくれていた友達がいなくなってしまいそうだ。6000人の中の孤立は、寂しい。

スリランカに戻るけど、今度こっちにくるときはユウキも連れてきて、徒歩通勤の父親と3人、普通に暮らしてみるのも、捨てがたい。