小柄な娘も、アメリカでの学校では6年なので、一応中学生である。(日本ならば、4年生)スリランカ学年が、半年早かったので、ここでは、飛び級になっている。だから、5年に通う子に幼いころからの友達が多い。殆どの子は、自分で歩いて登校するが、娘の希望で、帰りは迎えに行く。歩いて10分なので、いい散歩だ。

スリランカには、結局今年から来年にかけては、あまり帰れそうにない。公立校と違い、授業料で学校が運営されている、小さな学校なので、半年でやめても、まだ、支払いが続くことになる。

娘は、ここでの授業は、お金がかかるわりに、特別に良い学校とは思っていない。まず、子供たちが先生にたいして、生意気な態度でいるのに、先生たちがあまり気にしない、のが気になるらしい。スリランカでそんなことはありえなかったし、先生は尊敬される立場にいると考えている。でも、それはここでは、通用しない。そのうち、他の子に合わせるようになってしまったら、今までの経験が無駄に終わってしまう。でも、絶対そうはならない、と娘は言う。

1月末の、前学期終了時点で、スリランカへ戻ろうと思っていた。しかし、そのあと、さらに4ヶ月で6年を終え、こちらを完全にやめて、スリランカで学校へ、そして、今度は、当分アメリカには帰らないつもりで、居ることになりそうだ。ムセアス女子校へは、設備費(学費はない、半公立だから)と休学延長願いで大丈夫だろうが、場合によっては、9月からインターナショナルで7年生進級。見学などをして、じっくり考えていくけど、高校もずっとシンハラ学校の英語組では、ちょっと不安である。

こちらの学校では、ドライブ遠足やファーム宿泊、演劇、音楽活動など、いろいろ参加する行事があり、毎日が、デイキャンプ感覚、スリランカではそういうわけにはならないので、今学年だけ、存分に贅沢すぎる学校生活を楽しむことになるだろう。