
アルバムを作るほどまとまった写真が撮れなかった時は、12インチのレイアウトにします。
ただ、「これレイアウトにしたいな」と思っても、良いペーパーが無いことが多くて、結構製作待ちになることが多いです。
最近は盛りに盛ったデコラティブなレイアウトが流行ってるように思うのですが、アルバムの内ページではあまり盛ることもできないですし、私の個人的な好みもあってシンプルなレイアウトが主体ですかね。
素材の良さを生かす方が好きかな?
今回は噴水の写真に写る地面のレンガ地面の色と、ペーパーやラブオンの色合いが近いこと、そして写真の質感とペーパーの質感が近いことで、写真の印象が浮かずにまとめることができました。

デジカメに比べてフィルム写真は粒状感があるので、キャンパス地のような質感のペーパーはよりマッチします。

また噴水の写真を混ぜることで、水しぶきの印象から水玉模様のポップなパターンのペーパーも、選択できるようになりました。
そうすることで、ベースのペーパーの丸い模様や帯で入れたパータンペーパー、ビーチサンダルの柄、フローリッシュがすべて「丸」つながりでリンクするので、それが全体へのまとまりにつながります。
120mmのフィルムの出力は、たいていL判の短辺側(89mm)の正方形なので、12インチにレイアウトを組むと写真を多めに入れてもウルサくならないのが良いところでもあります。
逆に1枚だと間が持たないんですけどね(^o^;)
大きく引き延ばして枚数を絞っても良いのですが、89mmの中にギュッと味わいが詰まっているので、引き延ばすと写真だけでお腹いっぱいになっちゃう気がするんですよ(笑)
なにより写真を切り抜くことへ非常に抵抗をおぼえるので…
端をトリミングするぐらいなら平気なんですが、形に切り抜くとか背景に写り込んでいる人を切っちゃうとか、なんかその人に縁起でもないことが起こりそうな気がしません?!(°Д°;≡°Д°;)
それにファインダーから覗いた四角い景色含めて1枚の作品なので、それを大切にしたいなと思っています。
写真を撮ることに重きをおいている人は、みんなそうなんじゃないかな?
背景があって、初めて「思い出」になるのであり、「記憶」になるような気がするのです。
そしてスクラップブッキングは、その思い出や記憶をより強固に補完するためのもであると考えています。

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