嫉妬事件/乾くるみ
城林大ミステリ研究会で、年末恒例の犯人当てイベントが開催され、サークル一の美人・赤江静流が、長身の彼氏を部室へつれてきた当日、部室の本の上には、あるものが置かれていた。突如現れたシットを巡る尾籠系ミステリ驚愕の結末とは！？
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読み終わってまず
“なんて結末…。”
趣味は色々ある。人それぞれね。
けど、まさかそれが理由なんて…！
って。
嫉妬事件
わたしはこのタイトルで
誰かが誰かのことを羨ましいと思い
その劣等感からなにか事件を起こす
そういう話を想像した
だから、最後まで騙された…
“嫉妬”にも色々あるのに
自分に1番身近で
自分の感情に1番近いもの
それを人って浮かべるんだろうね
今のわたしは他人に劣等感ばかり
わたしらしく生きたい
と強く思い、
わたしはわたしだから
と強がってる裏は
あの子のようになりたい
という願望ばかり
努力もせずに願望ばかり
だから、“嫉妬”事件が
“SHIT”事件だとは…
サクサク、リズムよく読みやすい話。