あれから全然連絡取ってないな…
まあいいよね…?
彼女いるんだし。
「ゆーーーーなあああああああああ!!!!!!」
『なに。うるさいよ、しゅり。』
この子はしゅり。
うるさい。とにかくうるさい。一緒に帰ってるメンバーの一人。
「今日、車で帰ろ!!!お母さん呼ぶからさっ♪ね?いいでしょ?ww」
断ったらめんどうなので、わかったとだけ
返事をして、公衆電話へ向かう。
こんなやつだけど、しゅりといると楽しいんすよ。
「じゃ、ここで待っててー♪」
『ん。』
公衆電話の前には、ほかの学年の生徒が大勢ならんでいる。
どうやら、結構な時間がかかりそうだ。
『暇だな。』
「そうだね。」
今日は、ゆなちゃんも一緒に帰るようだ。
何気なく、校門に目を向ける。
りゅうくんと…あおいちゃん?
偶然…だよね?
ちょうど、柱のせいで2人を見失う。
『ゆなちゃん…』
「うん?」
『カバン、校門まで運んでおこう?』
「いいよ♪」
少し早足で2人を追う。
嫌な予感がする。
やだ、気持ち悪くなってきた。
「ここらへんでいいかな?」
『そうだね、しゅりのカバンも持ってこなきゃ。』
見失った…。
帰ったら、あおいちゃんに聞かなきゃ…。
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ゆうな「きょう、りゅうくんと帰ってた?」
あおい「え、なんで?」
ゆうな「車待ってた時に歩いてくのが見えたw」
あおい「あーw」
ゆうな「いつから付き合ってる感じですか?w青春っすねw」
わー、なにこのカラ元気…。
まあ、付き合ってる事しってる設定で行こう…。
あおい「付き合ってる前提かいっw」
ゆうな「え?違うの?」
あおい「さあ?」
あーーーーもう!!!!
めんどくさいな!!!
もういいや、りゅうくんに聞きに行こう。
ゆうな「彼女、いたんだ」
りゅう「誰からきいた?」
ゆうな「今日、帰ってるの見ちゃった」
りゅう「そっか。クリスマスに告白したんだ。」
ゆうな「そうだったんだ!おめでとう♪」
結局、彼女いたんじゃん。
関わるのやめよう。
もう離れよう。忘れよう。
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りゅう「ゆうな。2日カラオケ行ける?^^4人で♪」
あ、、、約束してたんだったね、カラオケ。
ゆうな「いいけど…彼女には言わなくていいの?」
なんか、嫌な女だな、私。
りゅう「なんで?^^」
ゆうな「あとからなんか言われたら嫌だし…」
りゅう「じゃあ、なんか言われたら俺に言って?(笑)」
ゆうな「わかった…」
ことわれないやつなんです。
断れないんです。
りゅう「じゃあ、家まで迎えに行くね♪」
ゆうな「わかった!待ってるねw」
りゅう「手、つなぐ?」
何言ってんのこの人。
ほんと、爆弾発言多いよね。
忘れた方もいるかと思いますが、この人彼女いるんですよ?
ゆうな「な、なに言ってるの?www彼女いるのに無理だよ!」
りゅう「なんで?だって、あおい、手つないでくれないもん。」
ゆうな「それは、はずかしがってるだけだって!」
りゅう「嫌ならいいけど」
こういうの一番困る…。
嫌とか言えないじゃんね、こんな聞かれ方。
ゆうな「じゃあ…覚えてたら、でw」
りゅう「(笑)」
全力で避けさせていただきます((((((ノ゚⊿゚)ノ
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7:20 1/2
起きなきゃね。。
なんか行きたくなくなってきたよ、なんでだろ。
罪悪感があるのかな?あおいちゃんへの。
あおいちゃんは、りゅうくんが女子と遊ぶことには
許可してるらしいけどさ、、
ーポツポツポツー
ゆうな「雨、降ってるよ…?」
りゅう「昼には晴れるって♪」
ゆうな「わかった」
行くしかないんですよね…
『遅いな…』
もうすぐ集合時間なのに、一向に来る気配がない。
ピコンッ
りゅう「40分に行くね^^準備に時間かかるでしょ?w」
いやいやいや、なにその理由!!!
自分の準備が遅れたからって
私のせいですか!!!!
寒いのに…。
「ゆうな!ごめん、待ったよね…?」
『あ、大丈夫。』
私、人見知りなんですよ…
男子には、気を許すのに結構時間がかかります←
っていうか、たくとさんがいるのですが…?
3人で行くの?
「それと、もう一人の女子、えっと、ゆきなだけど、もしかしたら来れないかも。w」
『わかった。』
うそでしょ?
男子2人に、女子1人で行動するとか
ほんとに嫌なんだけど…
「じゃ、いこっか。」
『うん。』
あああああああああーっもう、ほんとに普通に話せない。
ちょーつまらんやつじゃん…。。
ー駅ー
「何時にくるんだ?」
「しらね。20分とかじゃね?」
『…。』
完全、空気nowです←
「ちょっと、俺ら、あっち行ってくるから待ってて」
『うん』
ふう…。
一人になっちゃった。
身だしなみ直そ。
にしても、景色いいな。
私の住んでるところで一番、田舎の方面にある
この駅は、私の最寄駅と違って
畑の真ん中にあるような、木製の無人駅だ。
椅子に座って、壁に体を預ける。
いつもなら、虫とかを気にして、凭れたりなんてしないが
今日は、すでに疲れていて。
そんなことは気にしてられない。
『ふう…』
ため息ばっかりだ。
すぐ近くから、2人の笑い声が聞こえる。
私、ここにいていいのかな?
完全、邪魔者じゃん。
ゆきなって子もいないし、今日一日大丈夫かな…
「ゆうな!おしるこ と コーンポタージュ、どっちがいい?」
『んーと、コーンポタージュ。』
「わかった!」
『あ…えっ…』
行っちゃった…
言いたいことが言えないのがこんなにつらいなんて。
おごってもらうとか、そういうの嫌なのに。
しかも、気分的に冷たいものが飲みたい。
「はい♪」
まさに、イケメンなオーラでコーンポタージュを渡す。
『ありがとう…』
ぎこちない笑顔で受け取る。
普段、ありがとうなんてそうそう言わないからこそ
自分の言葉に気持ち悪さを覚える。
熱いな、、
駅までの道のりが意外と長くて、冬なのに
熱く感じる。
「飲まないの?それ。」
コーンポタージュに目を向けて言う。
『あ、えと、いいの?』
わざと知らなかったふりをする。
「いいよw」
『ありがとう』
優しくされることになれてない人間が
突然優しくされると、こうなってしまうのだ。
今の中学生は複雑で
相手をけなす事で信頼関係をきづいているんだ。
大人には、伝わらないよね、。
気づくとまた、2人はいなくて
一人の時間が続く。
口の中に塩の味が広がる。
いつもは、美味しく感じるのに
気分じゃないとこんなにも、まずく感じるとはね。
「何言ってんだよww」
「お前こそ****じゃねーかww」
なに話してるのかな。
ゆきなちゃん、ほんとに来ないのかな…。
ああ、暇だ。
気を紛らわせるために、缶をゴミ箱に捨てに行く。
なにやってんだろ。
まだ、電車にすら乗ってないのに―――――
