アメリカで体外受精いくらかかる? | 高齢ワーママ2人育児とアメリカ生活♪

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不器用、真面目なアメリカ人の旦那と4歳と0歳の男の子のバタバタした日常を綴っています。
二人目妊娠時は妊娠糖尿病→今は糖尿病予備軍。
食べ歩き、妊活〜産後の生活、幼児教育、育児、旅行、旦那の愚痴まで色々お付き合いお願いします♪

久しぶりの不妊治療の時の話です。

 

病院 2020年の1月からニューヨーク州では、年齢に関わりなく

人生で3回まで体外受精が保険が適用されるようになりました。

(ただ医療的にその患者に必要だとみなされないと、適用されず

その他に条件があります。)

 

1人目の子の妊活をしていたのは、2017年夏から~2019年2月

私はPCOSで卵をたくさん取った方が良いと高刺激を勧められました。

当時は実費で、高刺激にかかるは大体2万ドル (日本円で約210万)

そのうち1回の周期にかかる卵巣刺激やホルモン補充の薬の費用だけで$3000

(当時の為替で約31万)

 

体外受精の流れ

 

排卵誘発(卵巣刺激)→採卵→受精→培養 → PGT-A(染色体検査)

染色体の異常が無い良いグレードの胚盤胞があれば→移植

 

染色体異常の胚盤胞しか無い場合は、移植せず採卵からやり直し

または諦める事になります。

 

採卵からやり直す場合は、また薬の費用がかかります。

 

PGT-A(染色体の異常を調べる検査)の費用は別途かかります。

PGT-Aは、今も保険でカバーされない事は多いです。

 

PGT-Aの費用は2つ費用がかかります。

 

うちのクリニックの場合

胚盤胞から検査する細胞を取り出す費用

胚盤胞1個~4個までは、各$500

4~8個までは、$2000

9個からは、1個につき$350追加料金

 

検査機関での染色体の検査にかかる費用

4個まで$1000

5~8個まで$1600

 

当時は、合計で1回最低でも250万ほどかかりました。

 

それでも周りに結構体外受精をしてる人が多く

かなり驚きました。

 

今はその他保険が適用されれば、染色体の検査(PGT-A)と顕微授精の費用が

保険適用外の場合で大体$2500~$5000ぐらいだと思います。

 

2人目の妊活をしていた私の場合は

染色体の検査(行う場合)と顕微授精の費用$1000が

保険適用外でした。

 

染色体の検査(PGT-A)で染色体の異常が分かるので

異常がある場合は、移植は行われません。

母体にかかる負担は少なくなります。

異常が出た胚盤胞は、破棄をするか研究の為の寄付をするか

そのまま保存するか聞かれます。

またこの時に性別も分かります。

(希望であれば教えてくれます。)

 

1年間の保存料金は、うちのクリニックが$1000ぐらいだったと思います。

ただ何故かこれは、保険が適用されたので免除されました。

 

とにかく1人目妊活の時は

すぐに決断出来る事ではありませんでした。

 

そしてその頃、車通勤なのに

車がいつ停まってもおかしくないぐらいボロボロであせる

 

車を買わないといけないな、体外受精の費用と

同じぐらいかかる絶望絶望

 

しかも実費やから、治療が終わるまでに

お金用意しないとあかん。。ガーン

 

どう考えても車ないと仕事行けなくなるし、

もう体外受精は色んな意味で無理やな不安

 

収入を見て値下げしてくれたり、ローンを組める

医療機関もあると聞いたし、他のドクターと話した方が良いかな?

 

と色々考えて、転院してから4ヵ月ほどした時、

(妊活をスタートしてから1年半ぐらい)

担当ドクターに

 

どう考えても私達には

体外受精をする余裕が無いんです。残念ですが

子供は諦めます。

 

とメールしました。

 

次回に続きます。