先週、『仮面ライダーディケイド』の中で、ディケイドたちがシンケンジャーの世界へやってきた、というエピソードの前編が放送されました。
今週は、その後の話をシンケンジャー、ディケイドにまたがって放送するという、贅沢な構成。
でも、全部がきっちり繋がっていて、先週同様、まったく違和感なく楽しむことができました。
シンケンジャー本編では、千明と千明父のエピソード。
最初の頃、千明が自分の親のことを流ノ介から
『いい加減な親だったらしいな』
と言われ、
『当たってるだけに腹立つんですけど!』
と返すやり取りがあったので、どんなお父さんが出てくるのかと思っていたら…
能ある鷹は爪を隠す、って感じ?
普段は飄々としてるけど、実は切れ者、っていうべき味のあるお父さんでした。
そして、千明も、侍としての経験を積んだことで、自分のお父さんの強さを理解できるようになった、という点が
とっても良かったと思います。
最初、赤ちゃんをかばうために作戦を中断させるべく、割って入ったことの理由も
あとから茉子から聞かされて納得していたことと思います。
その描写がなかったのがちょっと残念でした。
徐々に素面のアクションシーンが増えてきているように感じるので、とても嬉しいです。
目の肥えた人から見れば、まだまだだと思うのかもしれませんが、
半年たった今ではかなり動けるようになってきているのではないでしょうか。
それからディケイド。
『ライダーがいない世界』ということで、ナーバスになっていた夏海ちゃんですが、
最終的にどこの世界であっても、自分が士を迎える存在になればいい、ということに気づけたことで
気持ちが落ち着いて、ホッとしました。
そして、それと絡めて、ジイが病院へ行かなかった理由もわかり、なるほどな~、と
うならされました。
要するに、親が子供の帰ってくる時間にちゃんと家にいようと思う気持ちと一緒だったんですね…
でも、腰痛を心配している殿の気持ちも汲んでほしいですね。
親子みたい、とユウスケが言っていたように、他ならぬ殿とジイですから、そこのところもちゃんと
ふたりで解決してくれることと思います。
それにしても、士というか、井上正大くん!
めっちゃスタイルいいですね…
びっくりです。
ご本人はスポーツマンだし、少林寺拳法の経験もあるので、アクションも決まっています。
それに加えて、あのスタイルの良さですから、なおさら映えるんでしょうね…
でも、今回のディケイドでは栄次郎おじいちゃんのことが気にかかって仕方ありませんでした…
あんないいおじいちゃんなのに!
夏海ちゃんが子供の頃から、ずっと夏海ちゃんを見守ってきてくれた、やさしいおじいちゃんなのに!
それなのに…(以下ネタばれを含むため自主規制)
なんだか切ないなぁ…