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セミナーおたくな4児ママ♡ゆるりんナース「ゆみどん」のブログ

4児のママっす。
私以外全員男な衝撃家庭(笑)
出産を機にセミナーがんがん参加中♡
楽しくシェアしていきます♡

その薬本当に必要ですか?
 
という題名の講演会に2015.5.11参加しました。
 
話し手は自然派育児を推奨されている高野弘之医師。
高野先生と言えば最近
『母子手帳のワナ』という本を出されたばかり。
 
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今、私はこの本を読み進めているところです(^^♪
 
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母子手帳のワナ―知られざる母子保健の真実 https://www.amazon.co.jp/dp/4903024288/ref=cm_sw_r_cp_api_hkd0xbG80X7P7


本もいいけどやはり講演会は
生で演者の雰囲気、人となりが垣間見える所が好き。
 
自分なりに描いていたイメージが、会ってみれば
いい意味で裏切られる事はしょっちゅうです(笑)
 
今回はそんな高野医師の講演会をシェアしていきますね(^^♪
 
私が先生の講演会で一番度肝を抜かれたもの。
 
それは火傷の治癒過程の写真でした。
 
これは実際にあったお話しなのです。
 
 
 
ある日幼い女の子が腕に酷い火傷を負いました。
 
我が子を大学病院へ連れて行くと
 
『これは植皮が必要です。また、小児なので
手術は1回では済みません。』
 
と、家族は医師に告げられたそうです。
 
しかし患児は女の子。
 
植皮の手術は一生傷が残ってしまいますし
成長するにつれて皮膚も新しくなっていくため
それに合わせて何度も手術を受ける必要がありました。
 
なんとか手術を避けたいと思った親御さんは
 
ネットで調べ、植皮をせずに火傷を治す病院を見つけました。
 
そこで行われていたのが
 
『ラップ療法』
 
みなさんHPで簡単に調べられるので見て欲しいのですが
(新しい創傷治療、で調べると出てきます。リンクはこちら) 

 
火傷の部位にラップを巻き、それを毎日交換するだけで
みるみるうちにその火傷が治っていったのです!!!
 
当然手術の必要もなくなり、痕も残らずに完治(^^
 
これって何が彼女の傷を治したと思いますか?
 
そう、ラップじゃありません。
 
 
 
彼女自身の『自然治癒力』なんですね(^_^)/
 
 
 
私が皮膚科で勤めていたとき、火傷には
ソフラチュール(ステロイドが塗り込まれたガーゼ)
を塗布し、毎日交換するのが定番でした。
 
しかし、その軟膏が塗ってあるガーゼというのは
1日経つと『カラカラ』に渇き、皮膚に張り付いてしまうのです…。
 
ですので毎日包帯交換でガーゼを剥がすたびに
患者さんは酷い激痛を体験しなければなりませんでした…。
 
あまりの痛さに、交換の前には鎮痛剤の投与が必要な程でした。
 

でもこのラップ療法だと、皮膚から自然と湧き出る浸出液を
ウェットなまま保持できるので、剥がす時にも痛くない(^^♪
 
そして日が経つにつれて自分の力で治癒に向かうのです☆
 
この治癒過程の写真は本当に目からウロコで、
一緒に聴講していた助産師さんも驚かれていました!!
 
 
 
先生が毎回講演の度に紹介される
アルバート・シュバイツァーの言葉があります。
 

『どんな人にも内なるドクターがいる。
誰もその真実を知らずに医者を訪れる。
全ての人に宿る、内なるドクターに働くチャンスを与えよう。
その時初めて、我々は医者としての本領を発揮したことになる。』
 
その人自身に宿る治癒力を活かした治療をされている高野医師には
本当に頭が下がる思いです。

あなたは、行列の出来る病院には素晴らしい医師がいると思いますか?
 
もしその病院が賑わっているのであれば、そこに集う患者さんは
 
『治っていない』
 
ということです。
 
なぜなら、本当に治す医師であれば、患者は来なくなるはずですから ね( *´艸`)
 
 
 
今日はこの辺で(^_^)/
次回も高野医師の講演会のつづきです♪
 
それではおやすみなさーーーい☆彡