日々の暮らしに
小さなときめきをお届けする、
ハンドメイドアクセサリーショップ
Campanella(カムパネルラ)のyumiです。
今日は、少し自分についてのお話を
しようと思います。
こちらのブログではこれまで
書いたことがなかったのですが、
実は私は「社交不安障害」という
心の病を学生の頃から20数年
抱えています。
・大勢の人に注目されるのが極度に苦手
・人前で発言する時に震えや息苦しさなどを感じるなど、異常なまでにあがってしまう(あがり症)
・人との会食が苦手
・一対一でも過剰に緊張してしまう
(対人恐怖症)
ざっくりとまとめると、こんな感じです。
これまで私は、自分が
社交不安障害であることをずっとずっと
誰にも話せませんでした。
家族にも、友人にも。
こんなに情けなくて、みじめな自分を
知られてしまったら一大事。
拒絶されるかもしれない。
ガッカリされるかもしれない。
見捨てられるかもしれない。
そんな不安と恐怖でいっぱいでした。
唯一話せたのが、学生の頃に一度
行ったきりの心療内科の先生だけでした。
そして、誰かがSNSなどで
「私は○○という病気です」
と発信しているのを見るたびに、
ものすごくザワザワしていました。
今になって思うと、
羨ましかったんだと思います。
あなたは言えていいよね。
といったふうに。
でも、あることをきっかけに、
私の意識と認識がガラリと変わりました。
そのあることとは、今年の一月に
あがり症の人たちが交流する
オンラインサロンに出会ったこと。
私はそのサロンに参加したことで、
20数年を経て初めて、
同じ苦しみを分かち合う
仲間が出来ました。
仲間もみんなそれぞれの事情を抱えて、
自分の症状と闘っていました。
私自身の話をすると、
心から共感してくれました。
不安なことを目の前にした時には、
励まし、応援してくれました。
私はそれまで、
社交不安障害である自分を
みじめでカッコ悪い、
人として劣っていると
思ってきました。
でも、目の前の仲間たちは
決してみじめでもカッコ悪くもなく、
ましてや人として劣ってなんていなかった。
むしろ、みんなカッコよくて
とても魅力的な人たちだったんです。
それ以来、
墓場まで持っていこうと思っていた
この「社交不安障害の私」を、
旦那さんをはじめ、少しずつ少しずつ、
周りの大切な人たちに伝えられるように
なりました。
社交不安障害で対人恐怖症の私は、
人と付き合うのはあまり
上手ではありません。
でも、決して人が嫌いなわけではなく、
むしろ大好きで、
大切にしたいひとたちがいる。
その人たちを
大切にしたいからこそ、
自分の弱い部分を隠すのではなく、
ありのままの私を伝えていきたい。
今ではそう思っています。
それから、
私がこうして発信することで、
同じ悩みを抱えている人たち、
特に過去の私のような子どもたちに
あなたは、決して一人じゃない
ということを知ってもらいたい。
それが、何よりの願いです。
社交不安障害で、ハンドメイド作家の私。
それが嘘偽りのない私の姿です。
そして
そんな私が作るアクセサリーにも、
真っ直ぐな思いを乗せて
お届けしていきたいと思います。
長くなりましたが、
最後まで読んでくださって
ありがとうございます
◇online shop◇