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節分


1月中、フランス系のパンやケーキを販売されているお店の
店頭やウィンドウディスプレイを華やかに賑わせていたガレット・デ・ロワ。
1/6のキリスト教のお祭りを祝うためのフランスのパイ菓子で、
中にフェーヴと呼ばれる小さなフィギュア(もしくはアーモンド)が入っています。
そのフェーヴはフランス語では「そら豆」とか「幸せ」という意味があり、
みんなで集まる席で、そのお菓子を切り分けて食べ、
自分に配られた部分にそのフィギュアが入っていれば、その1年は幸運に恵まれるとのこと。
 
昔はガレット・デ・ロワの中に入っていたのはそら豆だったため、
その名残で、今でも中に焼きこむものを総じてフェーヴと呼ぶのだとか。
大体1月いっぱいまで行われる、このお菓子を食べるイベントは、
元々は古代ローマに起源がある行事で、フランス国内でも、地方により少しずつ風習が異なり
例えば、パイ生地の代わりにブリオッシュ生地で作ったガトー・ド・ボアと呼ばれるお菓子を食べる地域もあります。
また、フランス以外で、例えばブラジルやスペイン、ポルトガル、アメリカといった
世界各地のキリスト教の国でも同じような習慣があり、
丸や輪の形をした焼き菓子を食べます。
長い歴史の中で、色々な民族や人々が生まれ故郷を離れ、遠い土地へ移り住み、
その先で、それぞれの文化や習慣を守り暮らしていく中で、
自分たちの慣れ親しんだ故郷の味をその土地で採れたものでなんとか再現しようと
試行錯誤しているうちに、その土地らしさを帯びて変化していく。
世界中、国は違っていても、同じようなお菓子を同じ時期に食べる。
長い歴史の中で、人々が力強く遠い地で故郷を思い生き抜いてきた
そんな歴史の重みや人の営みが今に息づいているのが郷土菓子や伝統菓子なのかもしれません。
 
そんなガレット・デ・ロワの月が終わり、日本ではいよいよ節分がやってきます。
豆を撒き、邪気を払う。
国も言葉も信仰も民族も違うのに、偶然にも豆が共通項です。
日本の節分での豆と、ガレット・デ・ロワのフェーヴの豆
それぞれの意味合いや位置づけは違うとはいえ、両方で豆は象徴的な存在であり、
おそらく豆の持つ「多少荒れた土地でもぐんぐん育つ」
そのたくましく健やかな生命力が、時に魔を払う力や、時に幸せをもたらす力として捉えられてきたのかもしれません。
古今東西、人が植物や食べ物に持つ根本的なイメージはどこかしら普遍的なものがあるのでしょう。
 
ちなみに、豆類は、穀類についで長い歴史を人類と共に歩んできた植物。
yumscrollの材料虎の巻にも書いてありますが、
炭水化物やタンパク質を含み、油の原料にもなる優秀な植物。
650属18000種を超える種類が世界各地で育ち、そのうち日常に食用として栽培されるのは70から80種。
そら豆も大豆もえんどう豆も、小豆もレンズ豆も緑豆もひよこ豆も豆、ピーナッツだって豆なのです。
一粒の豆にも、そこにまつわる色々な文化や歴史がある。
豆を撒く前に、手の平に転がる一粒一粒の豆の向こうに広がる世界に
一時思いを馳せてみるのはいかがでしょうか。


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