日経平均株価が3月27日に10,200円台の高値を付けてから下落している。
まあこれは概ね想定内で、むしろ下げるのがやや遅かったし、
意外と価格も伸びたなあという実感。
1月中旬8,500円割れのところからほぼ一本調子で上がってきたので、
そろそろ一旦調整してもいいかなと思っていた。
米国株式の調整だの理由は様々付けられるが、
要はムードが株高楽観視し過ぎていたので
利食いが優勢になっただけのこと。
景気の緩やかな回復基調に変化は見られないので、
この値幅調整が終了すれば再び上げに転じるとみる。
足元は今回の調整の底を見定めるということだ。
昨日の日銀の金融政策決定会合は予想通り追加金融緩和見送り。
次の27日での緩和が取り沙汰されている。
先日金融緩和について記述した時も書いたが、
インフレ目標1%についても今の政策のままでは全く到達できない。
株や金融資産をガンガン買い入れるなど、
もっと積極的にやってもらわないとそう簡単にはデフレは払拭できませんよ、
日銀さん。



