この件は、自民党内部の対中姿勢、果ては、日本国の主権意識に重大な欠陥があることを露呈したと思います。

特に、中国に対して、面と向かって主張すべきを主張せず、相手の意向に従うような態度をとる二階幹事長はじめ、親中派と言われる勢力に

支配されている構造が改まらない限り、これからも繰り返される問題でしょう。

茂木外相の釈然としない態度は、国民の信頼を大きく損ねました。同氏は、また、多様な民族が日本で活躍できるようにという口実を設け、外国人に参政権を認めるべきという考えをお持ちのようです。国の根幹を支える民主主義をはき違え、外国人に参政権を与えよなどいう主張は、そのまま、中国の支配下に置かれた日本になることを意味します。一見、耳触りのいい言葉の真意をマスコミは伝えず、国民を騙すような政治家を信用することはできません。

今回の王毅氏の暴言を、後になって、言い訳がましく反論してみたなどという子供じみた醜態を晒した責任は、極めて重いと言わざるを得ません。

また、二階氏のような親中派が、何故、党内で実力を持っているのか理解できません。カネですか?選挙の時の応援ですか?

自民党が、根本的な意識の統一ができないまま、党内勢力の力学だけで政治を壟断するなら、それこそが中国、韓国、北朝鮮など、事実上の敵対国に、付け入る隙を自ら与えていることを認識すべきです。

私も自民党員です。青山繁晴事務所を通して、党員になってますが、自民党員である前に、誇りある日本国民です。そして、陛下の赤子です。

その名に恥じるような自民党議員の国家意識の無さに強い憤りを感じます。

憲法改正という本来の目的に対しても、どこまで本気なのか疑義を呈せざるを得ません。

自民党が本来負うべき責務を、声を大にして主張してください。