おかしいな?

 

その日は何も無かった

 

拍子抜けし一瞬安心すると共に、直ぐに次は解らないと不安が頭をもたげる

 

クズトと別れ1人で過ごす時間

 

 

クズト「ヒソカちゃん、次はいつ会える?今夜は何時に話せる?」

 

 

週2回必ず会う

 

元々通話は良くしていたが、この頃から毎晩2時間程通話、その後私がお風呂に入り、また寝る前に1時間程通話をする

 

 

クズトに求められてうれしい

 

それだけが私の支えだった

 

折角戻って来てくれたのだし、求められてるなら全てに応えなければ

 

少しでもクズトに寂しいと思わせたらまたよそ見をされてしまう

 

 

この時は未だ、2回の買春とその前の数ヶ月の出会い系サイトでの女漁りだけがクズトの愚行だと思っていた

 

私は自分を犠牲にして無駄な努力を続けていた

 

蓋を開けてみれば、付き合った1ヶ月後にはもう出会い系サイトで女漁りをしていたのだ

 

 

物理的に尽くしていないから私は大丈夫、無傷と思っていた

 

時間、労力こそ何にも代えられない大切なものなのに、私は無価値、自分を心底軽視していた

 

 

それにこれだけ話していれば話題も尽きる

 

クズトは自己中心的な気分屋なので不機嫌なことも多かった

 

嫌われることに怯え、機嫌を取り続け、自分を後回しにし続けた

 

限界を迎え頻発する言い争い

 

心身共に疲弊し、消耗する

 

週2回会い、毎日3時間の通話、家事、育児、仕事、中年の体は悲鳴を上げていた