シューカツ! (文春文庫)/石田 衣良

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なぜCEOの転進先が小さなレストランだったのか ―マネジメントを極めた男の物語/パトリック・レンシオーニ

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「シューカツ」は、背景となる時期がごく最近で、私の頃と時代は違うんだけど、
自分の就職活動を思い出してしまいました。

マスコミ就職目指して学生どうしで勉強会サークルを立ち上げ、
いろんな面接を受けて成長するというお話でしてーー


面接で落とされて凹むのは、
社会に自分の居場所がないと言われてるように感じるから…というくだりに共感。
本当は全くそんなことないのにね。

正社員で会社に就職し、定年まで勤めるだけが人生じゃないんだよ~って、
うん十年前の自分に教えてあげたかった。今さらながら、そう思います。


「CEOの転進先~」は、
アメリカ人が「もしドラ」を書いたらこんな感じなのか??? という。

主人公は、
辣腕管理職として、企業のCEOを長年務めてきた初老の男性。
得意のマネジメント能力を活かして、さびれたイタリアンレストランの再建をはかる。

マネジメントの基本は、大企業でも弱小飲食店でも、どんな組織でも実は同じです…という展開。


仕事で大切なのは、
自分が他人の人生に影響を与えていると感じられること」だそうです

あ~、何かわかる気がします。

偶然にも、
働くことの意味、みたいなことを考えさせられる2冊でした。