at large














この著者の「Ex Libris」が大好きなので
最新刊も入手してみました。

19世紀的なfamiliar essay(モンテーニュ風随想録)を目指した、というだけあり、
大小様々なテーマについて、見識を披露し思索を巡らすというスタイルになってます。

知性・感性でいうと前者の比重が高く、
そのぶん英語も難しめ、汗 (知らん言葉がいっぱい出てきた)。


ナボコフやコールリッジを論じたり、
文化戦争、
9.11同時多発テロなど、壮大なテーマもあるけれど、
私は"At Small"の範疇に入る文章が気に入りました。


著者が大好きなアイスクリームソフトクリームについて、
その歴史・沿革、栄養学的意義を大真面目に論じるとか。
著者によると、
オハイオ州立大学酪農学科では、
ベーコン&ポテト味のアイスクリーム、
ザワークラウト味のシャーベット etcを開発しているらしいです。

気色わるっ(´・ω・`)