すばらしい新世界 (中公文庫)/池澤 夏樹

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光の指で触れよ/池澤 夏樹

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久しぶりに、この人の本を読みました。

「あたらしい~」は、
ネパールの寒村に風力発電機を設置する技師(とその家族)の話。
99年に書かれた本なのに、
今欧州で伸びてる風力発電の話題あり、
チベットで近いうちに何かが起こる・・・的な話題もあり、今読んでもホットです。

そう、今後はエネルギー問題だよ。
(仕事もこの分野が増えそう汗


「光の~」は、最初の本の続編。
前述の家族がバラバラになり、人生後半の行き方を夫婦それぞれ探るという展開。

自分の年齢とも関係するんだろうけど、
すごくココロと頭に響きました。

中学生くらいからずっと感じてきた、
(日本)社会の息苦しさ、生きにくさみたいなことも、
腑に落ちる説明がしてあって、

「じゃあ、あなたはどう生きたいの?」

―という問いへの答えを主人公の女性が探ってます。


私も考えなきゃ(何を?)カメ