ドリトル先生アフリカゆき/ヒュー・ロフティング

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科学モノ以外に本を読まない子1に、
何とかストーリーに夢中になる楽しさを知ってもらいたくて、
コレを与えてみた。

動物好きなら、絶対はまるはず。
…という私の思惑通り、必死に読み進めて、全シリーズ読破を目指してます。

ドリトル家の動物の中で、彼の一番のお気に入りは、
ブタブタくんのガブガブ…だそうな。

私は犬のジップ犬が好きだったなぁと考えるうち、
本当はどんな名前なんだろ? と気になって調べてみました。


ブタのガブガブ → Gub-Gub
いぬのジップ  → Jip
フクロのトートー  → Too-Too


――意外に、原語のママなんだよねあせる

でも、頭が二つある奇妙な動物「オシツオサレツ」は、
井伏鱒二のオリジナル訳でした。原著では Pushmi-pullyu

あとカメの「ドロンコ」は、実はMudface という名前だったり。


児童書を読んでいると、
カタカナ書きじゃなく、固有名詞に訳者の苦労の賜物ともいうべき個性的な言葉が当てられていて、
大人になって読み返すと、改めてなるほど! と思わされます。

そういえば「くまのプーさん」の登場人物も、
私が昔よんだ石井桃子訳では、「ピグレット」「ティガー」じゃなく、
「コブタ」「とらー」だったんですよね。 懐かしいラブラブ