ヘルドッグスの前日譚。また一気に読んでしまった…
兼高昭吾は出てきませんが、どうして東鞘会は分裂したのか、
双方の関係性とは?警察も含めた各所の思惑とは?という背景がわかって面白い。
最後にさらにヘルドッグスへつながる流れがあって読み直したくなる。
「えっヘルドッグスで読んだあいつってもしかして!?」
それにしても大きな組というのは小さな組の集合体で、
幹部もみんなそれぞれの組の組長、って形が会社みたい。
直の上司は親父、先輩は兄貴、親父の先輩は叔父、親父の上司は会長。
あ、893の話です。
兄貴親父はまああるとして、斜めの関係の叔父
同じ部の中の、直属じゃない他の課の上司とそういう関係が築けてたらいいよなーとか思ったり。