国語力が自分の悩みの解像度を上げる

 

言語化が上手い子と話していて思ったこと。

本人悩みはたくさんあって、解決できてないんですが

「自分はこういうときにこういう言動をすることがある」みたいなのを自分で説明できる。

これは客観視と言語化がうまくできると他人の手を借りやすいなと。

 

何を考えているのか言語化されているので、周りも状況がわかりやすいし、

他人への相談がうまくなると色んな人の色んな意見を吸収して学ぶのには向いているな~と。

(相談できるかどうかとかアドバイスをどう受け取るかとかは別の問題だけど)

 

これは勉強できるできないとか高学歴だから国語できるとかは直接関係ない。

国語使わずに受験できますし。

 

 

 逆の事例もあるよ

 

文章がめちゃくちゃうまいとか

難しい単語を日常的に使いこなすとかする必要はないんだけど、

国語ができないと他人と仕事をする中で、自分では伝えたつもりのことが全然伝わってなくてイライラしたり

揚げ足を取られているとか、周りが非協力的だと感じたりすることが実際にある。

(自分的には「誤解」だが、文章的にはどう考えてもそうとしか取れない言い回しをしているなど)

 

昔あったことだけど、

なんでこいつはこんなに喧嘩腰なんだろうな~なににイライラしてるんだろうと思ったら

会話の中で自分が攻撃されていると受け取ったようで。

ただそれは、そもそもその人の最初の伝え方がだいぶおかしかったので当然の指摘を受けているだけだったり。

(が、その自覚がないので周りが悪いと感じる)

 

あとは自分の課題をうまく人に伝えられないので解決に時間がかかったり、

「何言ってるかわからない」とか言われて双方がストレスを抱えたり、

自分がなんでそういう判断をしたのか理解してもらうのが難しかったりなど。

 

(参考)言語化には語彙が必要

非行少年の例だけど、高学歴なのに国語で躓いている人はいるので必ずしも不良の話ではない。

 

 

 

 

 

 じゃあ言語化・語彙力のパワーアップのために何が出来る?

 

まあありきたりですが読書かなと。

本を読む習慣を成人してからつけるの、結構難しいのですが。

 

とくに、ある程度の立場を得ちゃったり、周りがそういうの得意な人に囲まれちゃえば

自分がうまく伝えられなくても行間読んで「察して」くれる人がいるので

文章書けなくてもなんとかなっちゃったり。

 

ただ、自分の課題を見つけたり、改善したり

セルフマネジメントにはボキャブラリーがあるに越したことはないので

読書はしておいたほうがいいとは思ってます。

 

私は社会人になるまで自己啓発本やビジネス書を読んだことがなく、

小説と図鑑で育ったけどまあなんとかシフトはできました。ひー。

 

で、目的を持って読書をするようになると

自分の悩みや課題についてすでに先人がいい感じの言葉でまとめたりしている本がきっと見つかります。

 

そしたらもうあとは穴があくまで見つめ、ひたすら読むのみ。

自分の内側でうまく言語化できていないことを、すでにしてくれているんだから拝借しましょう。

自分バージョンにアレンジしても良い。それを色んなところに書いたり人に話したりしているうちに

自分の言葉になりますので。

 

ビジョン型・価値観型、ファイトバック、セキュアベース、ナラティブ…

 

ただ読んだ本すべてとそういうふうに出会えるとは限らないので、

こればっかりは(とくにはじめは)量の勝負かもしれない。

私も何冊も「よんだけどたいして覚えてない本」があるので。

 

 

 とはいうものの

 

国語について語った回ですが、ほぼ一発書きなのとあんまり内容がまとまってないのがきになる…

お前の国語力も大したことねーなという声が聞こえてくる…

 

ちょっと寝かせておいて数カ月後に推敲してから投稿しよーっと

 

 

 

 

 

 

 (蛇足)「読む」ほうの国語力

学歴はそんなに関係ないよ!

とはいえ「問題文を読む」も国語力なので、新入社員向けのテストとかであまり良い点が取れない子は

理解してないとか覚えられないとかというよりは、問題文に書いてあることをちゃんと「読めていない」ことが多いけどね!

 

ツイッターでよく見るクソリプはだいたいが本文読めてないよね!

「書いてないことを読」んだり、書いてあることを読まなかったり

(万バズしているツイートにクソリプ見に行くのが趣味)