上長が部下に行動を促せないのは、単純に信頼関係がないからだと思う。

↑最近すごくしっくりきている

 

業務面での行動や指導は、根拠があるし正当性をもって指摘・指導できる。

目標に対して足りてなければ改善を促せば良い。

 

一方で「やったほうが良い」と言われているプラスアルファの行動や

「業務」じゃなくて「仕事」についての働きかけは、

まじで相手を選ぶ。

 

業務では厳しいこと言ってくるけど

プラスアルファの行動を促さない上長は、

その行動の正当性や根拠について、自信がないんだと思う。

 

すべての会社に当てはまる話ではないとおもうけど

すくなくとも新卒でビジョナリー・カンパニーのベンチャー企業を選んで入社しておきながら

「プラスアルファはあんまりやりたくない」という選択肢はしっくりこない(そもそも入る会社合ってる?)

 

 

  言わない理由とは

 

「言ったら辞めそうだから」「泣くかも」みたいなのはよく例に出されるけど、

それだけじゃなくて「言ってもやらない」「上を目指してない」など様々な理由で、

もはや行動を促すことすらしていない場面は多々ある。

 

自分がされた理不尽なことと同じ事をしなくない、というのはわかる。私もそう。

ただ、それであれば違うやり方で同じ結果になるように別の道を探らないといけない。

なにもしないのはただ「やってないだけ」

 

理不尽とわかっていても言い切り、ついてきてもらえるだけの自信か

部下との関係性、部下を本当に引っ張りあげようという気持ち、

どれか一つでもあれば何も言わない、何もやらないという選択にはならないのでは。

 

メンバーとして自分がもし、やったほうが良いとわかっていながらあきらかにしていないことがあるとして

それを上長が全然言ってこないんだとしたら

真の意味で自分は信頼されていないと思って良い。

言ってなんとかなる相手と思われていない。もしくは言ったら可哀想と思われている。

 

 

 

  「良い子」でも報われづらい

 

目の前の業務に対して一生懸命で、良い子が多いチームでも

行動を促す文化がなければ、そのチームの子が集団から頭一つ抜けるのはなかなかむずかしい。

(ある程度のところまでは行けると思うけど!)

 

そういう意味では、直属の部下じゃなくても言いやすい子、言われやすい子というのはいるので

そのポジションに行けたらめちゃくちゃおいしい。

たくさんの人にうるさいこと言われてめんどくさいかもしれないし、

気を遣われて何も言われないほうが楽に見えるかもしれないけど、

圧倒的に行動の機会がある。

 

 

 

  ちなみに、、

 

なにかどうしてもやりたくないことがある場合は

ルールの範囲で代替の何かを提案してそっちを頑張る、というのは個人的にはありだと思ってます。

そっちを人並み以上にやるのであれば。