今年もこの季節がやってきました。(好きな卒業ソングです)
5つ下なんて会社の内定者くらいしか知り合いもいないので
今年はFacebookが晴れ着まみれになることも例年に比べたら少ないのかもしれません。家と会社の往復だけしてれば遭遇もしないしね。

それでも感慨深いものがある3月。
うちの内定者たちもついに卒業です。

やっと社会人になれる!という開放感やら、
これから背負う責任へのプレッシャーやら、
思い描いていた理想の自分とのギャップやらで、
いろいろと複雑な心境かと思います。


もうほぼ社員と同じくらい会社にかよってきていて、地震があって、なんかもうとにかく寒くて、見たことある景色がゴミ捨て場みたいになって、卒業式がなくなって、都内が停電でアポが取れないから千葉とか遠くまで営業に行って、全然トークもうまくならなくて、自分のパソコンとかなくて、どの店でもパンが買えなくて、車で大阪出張連れて行ってもらってって感じで駆けまわっていたらあっという間に終わった5年前の3月。

最終日に胃腸炎で倒れて、締め日だから帰りたくないと駄々をこねて社長に怒られて、送り返されて、そのまま高熱でウンウン言ってる間に入社式。当然欠席。

なんつーかもうとにかく「やるしかなかった」
何を成し遂げたかって別に何も成し遂げてないし、なんなら家に強制送還されてるし、いつ思い出してもこの1ヶ月は「なんかよくわからんけどくるしい」って感じです。

おそらく人生で最後の「卒業」もまともに経験しないまま、数カ月前から着ていたスーツをいつもどおり着て迎えた4月は新生活へのワクワクとか言ってられなかった。

あっというまに5年も経ちました。毎年思い出すけど、必死だしかっこわるいし、きっとまだしばらくは「良い思い出」になんかならないんだろうなあ。はずかし!


今は会社を動かし、支え、ひっぱっていく一員でもあるメンバーも、プロパーならみんな程度の差こそあれど、必死でかっこわるい内定者時代を経ているはずなのでこの感じは共有できる人いるんじゃないか!!!w


■新卒が入ってきた時の日記
2015年新卒
2014年新卒
2013年新卒


>先輩たちも私たちを見ながらこんな思いをしてきたんでしょうか。

私が28歳になるころにはどんな自分でいるでしょうか。

わあああああああついに私も今年28歳になってしまう!
30代になった先輩たちは相変わらず仕事ばっかしてお酒ばっか飲んで
すごく楽しそうに仕事の話してめっちゃかっこいいっす。
一生追いつける気がしない\(^o^)/


■自分が新入社員の頃考えてたこと
3月
4月

>言いたくないことを言わせてしまわないようにもっとやる。
できてたかどうかは置いといて意外とちゃんとしたこと言ってんな私w
何も出来ない新卒だってそれなりのこと考えているんだから、子供扱いし過ぎないことですね。






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そして5年経って初めてこの日にこのことを書きます。
地震の少ない沖縄に住んでるからこそ、覚えていることは全部書いておこうかなと思いましたが、当日のこと、映像を見た衝撃、ダンボールで眠った不安な夜のこと、長くなったのでこれはまた別の機会に。

宮城県ではいまだ20000人以上の人が仮設住宅(プレハブのほう)で暮らしていますし、県内在来線の復旧率は85%(まだ運休している区間があります)、漁港に至っては3割しか復旧していません。岩手、福島も入れたらもっとですね。これは私もぼんやりしかわかってませんでした。(※参考

ここで生きていかなくてはいけない。
5年経っても何かが終わったわけではない。

ということでいまだに募金を募り続けてくれているSMAPXSMAPはさすがだなあと思う今日このごろ。
(ジャニーズのチャリティーユニットは阪神大震災から8年後まで活動してた。単純になくなった人の数で言っても倍以上なので5年後も募金活動しているのは彼らにとっては当たり前なのかも。すごい)
 


2011年4月に参加したお花見は、岩手県陸前高田市の花見会と電話を繋いで、一緒に乾杯しました。持ち物は経済貢献のための「東北の酒」ってことで南部美人(日本酒・岩手)の一升瓶を抱えて行った思い出。横断幕に寄せ書き中。

陸前高田市は岩手県で一番被害を受けた街だけど、だからといって花見の自粛とかを求めたりしないし経済を回してほしい、という話だったと思う。
なにかとフキンシンとか言われる3月11日ですが、そういうこと言う人って別に当事者でもなんでもないことのほうが多いんじゃないかなーと思ってしまう。これフキンシン?





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1つのブログに話題をいくつも詰め込むのって本当は好きじゃなくて記事を分けたいんだけど、311のことだけで一記事書くのも重くて嫌だなと思ったのでとことんいろいろ詰め込んだ記事にしてしまいます。
南風原町の賃貸の話を毎日飽きもせずにしているわけですが、まだ運命の出会いをしていないからなのか「これだ!」という1件には出会えていません。
みんないいところがあって、甲乙つけがたく、最終的に何で判断したらいいのかわからないところまできました。賃貸物件なんで気軽に引っ越してしまえばいいじゃんと思うかもしれませんが、賃貸物件だからこそこの出会いは一期一会であり、次住みたいなと思った時にその部屋が空いているとは限らないし、自分が良いと思った時よりも経年による劣化もあるだろうし、南風原町に住みたいと思っているのももしかしたら今だけかもしれないし、南風原町が市町村合併とかで人口爆発して一瞬で空室なんてなくなるかもしれないし。