頼まれ仕事はチャンス

事務処理仕事が早い、と社長評も高いA氏。

本人は「優先順位上げてるんだから当然ですよ」としれっと言いますが、

「人から頼まれたことを最速で仕上げる」ことの重要性をわかっているかどうかが
やっぱり彼が評価されているポイントの一つなのかなと思います。

人から何かを頼まれた時には、ついつい今自分が持っているタスクを考えたり、

「できるかな」とか「いつまでだろう」とか
ネガティブな感情をもってしまいがちですが、
私は頼まれ仕事こそ自分の株を上げる絶好のチャンスだと思います。

それがちょっとした資料のまとめだろうが、郵便物の手配だろうが、

依頼者の期待以上の速度で、（可能であれば期待以上のものを）手配することで

ぐっとその人からの印象は良くなります。

また、やらされていると思ってやっているのと、自分のスキルアップにつながるひとつのチャンスだととらえて取り組んでいるのでもまた大違いです。

そういったことが積み重なって、大事なプロジェクトや

仕組みを作る機会に声がかかるようになります。

「そんなつまらない仕事で自分は成長しない」と思っている人もいるかもしれませんが、
「そんなつまらない仕事」にどう取り組んでいるか、
その積み重ねでしか得られない信頼の貯金もあるのです。

頼まれ仕事を後回しにすることは、それを待っている相手の時間を奪うこと。

締め切りに間に合うならともかく、締め切りをオーバーして相手に催促されているうでは「そんなつまらない仕事」さえうまくこなせない人として見られてもおかしくありません。
ほかにもっと重要（だと本人が思っている）仕事があったとしても。

自分の都合で相手の時間を取っているという自覚を持っているかどうかが
その人にまた仕事を頼みたくなるかどうかを分ける一つの指標となっているのではないでしょうか。

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CSのトイレに飾りました。