欲望と直感で生きたい人の背中を押したい

欲望と直感で生きたい人の背中を押したい

心理療法士
15年間東海地方の大学で臨床心理学、カウンセリング、看護•医療英会話を教えている。
22年間日本、イギリス、フランス、オーストラリアに移り住みながら、英語/日本語の通訳 •翻訳のノマドワークを行う。

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自分軸?他人軸?...地元の友達に久々に会う。少しやせたようだ。なんだか生気がない。紙切れ一枚でクビを言い渡されたらしい。「素晴らしいご経歴!!!ぜひうちに来てください!」と言われたのが2年前。詳しいことは分からないが、悩みすぎて夜も眠れず、夏は胃潰瘍にもなっていたらしい。自分の専門知識と経験が思う存分活かせる!と単身赴任で四国から愛知に来た。それが、いろいろな仕事から外されて、この紙切れに至ったらしい。「私の何があかんかったんやろか?」と繰り返す。これ以上いても病気もひどくなるばかりだし、とてもつらそうだ。ひとしきり話を聞いて、別れ際に彼女が言った言葉が印象的だった。「今度は 私を望んでくれるとこへ行くわ。それだったら間違いない!」紙きれの職場だってはじめは 「何としてでも彼女に来てほしい」と言ったと思う。この、相手に望まれたら、選ばれたら、幸せになれるって、これ他人軸だよね。自分が調べて、決めて選んだ職場だったら、期待はずれが起こったときに、これは人間同士のことだし、だれしも自分の良いほうに考えたいし! しかたないかってなる。その時に、「自分で選んで決めたけど、ここはちょっと違ったな、これはこういう方がよかったな、」とか、自分軸の場合、次の行動に結びつく。恋愛関係でも同じことが言えるんじゃないかな。他人軸で考えると、「選ばれなかった私は、何がいけなかったんだろう?」という発想もよくわかる。どっちがいいとかいう問題ではない。自分でどっちの軸でも選べる。ただ周りの人に合わせてその人に気に入られるように気を使うとする。10人いるとして、極端な話、みんなに合わせていたら、自分がおかしくなってしまう。彼女のようにふたをした がまんが身体にたまって病気になることもある。心理学のテクニックを使って、意識を自分軸に変えて考えると、どこで何のために我慢をしているのかに気づけて、今いる場所からの眺めもすっかり変って見えてくる。数秘では各自が生まれるときに持ってきた条件付けの数のエネルギーというものがある。これは子供の時に愛されるために、自分を守るために使ったエネルギー。でも成長するにつれて子供服のように大きくなった自分の体には合わなくなる。しかし、本人はその思い込みの中に安全を求めて閉じこもる(例えば、「本音を言ったら人に嫌われるよ」など)。でもその数は使い方次第で「才能」なんだよね!数秘のことをもっと早く知っていたら楽だったのに、と思う。少なくとも、40代の時に!欲を言えば30代!? ゆらゆらの他人軸と自分ぜめの人生、先が見えなくて楽しかった時もあるけど やっぱり体にくるよ。疲れちゃう。https://www.instagram.com/p/CotztAXSVpe/?igshid=MDJmNzVkMjY=