・みなさん、こんにちは☆

テレビでご覧になった方もいるかとは思いますが、

ついに 『しゃちほこ』 の復旧作業が行われました。


往時の天守閣再現事業 若松城改修工事
・いよいよ 元の場所へ帰る日がきました。

次にしゃちほこが地上へ降りる日は、いつになるのでしょうかね。ニコニコ


以前、若松城が復建されたのが『昭和45年』でしたので、今から『40年前』に行われたことになります。

・・・というと、次の改修工事が行われるのは『2050年』頃になるのでしょうか!?

2050年(今から40年後)は、工事の方法や重機などもめまぐるしく進化しているでしょうね☆


建物を作る仕事に携わっている者としては、施工してきた全ての建物が人々に愛され、いつまでも後世へ受け継がれていってほしいと思います。


・・・話しはそれましたが、しゃちほこ』は無事 天守閣へ戻されました。


往時の天守閣再現事業 若松城改修工事

往時の天守閣再現事業 若松城改修工事
曇り空だったので、写真は暗くなってしまいました。しょぼん



往時の天守閣再現事業 若松城改修工事
『しゃちほこ』が戻された直後の写真です。


しゃちほこを設置するため、瓦はまだ葺いてません。



往時の天守閣再現事業 若松城改修工事
瓦が葺き終わりました!!これが、瓦の葺き替え完了』の写真です。


往時の天守閣再現事業 若松城改修工事

往時の天守閣再現事業 若松城改修工事
無事に『しゃちほこ』が元の場所へ戻り、ホッ としました。

きっと、しゃちほこも自分の居場所に戻れて安心していることと思いますニコニコ


12月 1日に『しゃちほこのお祓い』をする予定のようです。

それが終わって、初めて しゃちほこの復旧完了!!となります。


まだ、足場がいくらか残っていますので、地上からはよく見えないと思いますが、徐々に足場の解体が行われますので、もうしばらくお待ちください。

・屋根のトタン材の撤去も終わり、いよいよ『屋根トラス』の撤去作業が始まりました。


往時の天守閣再現事業 若松城改修工事
現場には『35tクレーン車 1台』と、

50t クレーン車 1台』を使用しての作業となります。


往時の天守閣再現事業 若松城改修工事
↑写真のように、左右それぞれ、順序通りに解体をしていきます。


写真には写っていませんが、足場鳶の職人さんたち『トラスのてっぺん』まで登って作業をしなければなりません。

作業時には、風はほぼ無風に近かったのですが、気温が低く上の方は寒かったです。


往時の天守閣再現事業 若松城改修工事
↑写真のように『1スパン』ごとに解体していくのですが、この1スパンで『約1,300kg』ほどの重さとなります。


往時の天守閣再現事業 若松城改修工事
この『トラスの撤去作業』については、またブログにアップしていきます。

もう少し撤去作業が進めば、天守閣が見えるかもしれませんね。


・先日 「屋根のトタン材の撤去が始まりました!!」

とお伝えしましたが、2~3日で撤去が『完了』いたしました。


往時の天守閣再現事業 若松城改修工事

作業を行った日は天候も良く、順調に進みました。

いよいよ、天守閣の姿が見られる日が近づいてきますね。


工事にたずさわっている者としては、毎日天守閣の姿を見れるだけで贅沢なのですが、そのなかでも一番いい贅沢な見方は・・・

『地上から 見上げる!!』 (シンプル!!)



往時の天守閣再現事業 若松城改修工事


往時の天守閣再現事業 若松城改修工事


仏閣などの建物もそうですが、城閣もやはり下から見上げてみるのが一番勇ましく見えると思います。


工事は着々と進んでおりますので、新しい天守閣の姿にご期待ください。