【心のしくみ】あなたも「ぬい活」をはじめてみませんか?
こんばんは。適応障害専門カウンセラーの森川由美子です。先日、ネットニュースで「ぬい活」という言葉を知りました。ぬい活とは「ぬいぐるみ活動」の略で、アニメやアイドルなど「推し」をモチーフにしたぬいぐるみを愛でたり、一緒にさまざまな活動を楽しんだりすることだそうです。今日は、「ぬいぐるみ療法」と、最近話題の「ぬい活」についてお話しします。ぬいぐるみ療法は「特別な人」のものではないぬいぐるみ療法について以前にお話をしたことがあります。『【適応障害】インナーチャイルドを癒す『ぬいぐるみ療法』』こんばんは、適応障害専門カウンセラー森川由美子です。カウンセリングではインナーチャイルドを癒し、子供時代から持っている認知の歪みに気づいたり、自分の感情を…ameblo.jp「ぬいぐるみ療法」という言葉を聞くと、少し特別なケアや、専門的なもののように感じる方もいるかもしれません。けれど実際は、とてもシンプルで、人が本来持っている「安心したい」「守られたい」という感覚に寄り添うものだと、私は思っています。柔らかいものに触れる。抱きしめる。そばに置いて眠る。それだけで、呼吸がゆっくりになったり、気持ちがふっと緩んだりすることがあります。言葉にできない不安や寂しさを、ぬいぐるみは黙って受け止めてくれる存在です。ぬいぐるみ療法を知らなくても、人は昔から自然と、ぬいぐるみに癒しを求めてきました。それは「弱いから」ではなく、「ちゃんと感じているから」なのだと思います。「ぬい活」ブームが教えてくれること先日、12月19日のニュースで、「ぬい活」が世代を超えて人気だという記事を目にしました。お気に入りのぬいぐるみと一緒にお出かけしたり、写真を撮ったり、日常を共にする。そこには、無理に頑張らない、ありのままの楽しみ方があるように感じました。注目したいのは、「ぬいぐるみ=子どものもの」という枠を超えていることです。大人になっても、人は癒しを必要とする。むしろ、大人だからこそ、心を休ませる時間が必要なのかもしれません。理屈ではなく、安心できるものをそばに置く。それだけで、「自分を大切にしている」という感覚が、少しずつ育っていきます。今年のクリスマス、自分のために選ぶぬいぐるみクリスマスというと、誰かのためのプレゼントを考える季節ですが、今年は「自分のため」にぬいぐるみを選んでみるのもいいのではないでしょうか。高価である必要はありません。大きさも、キャラクターも関係ありません。触ったときに、少しでも「ほっとする」と感じるかどうか、それだけで十分です。毎日頑張っている自分に、安心できる居場所をひとつ用意する。それは甘えではなく、回復のための大切な時間です。ぬいぐるみ療法を知らなくても、人は本能的に癒しを知っています。自分で自分の心を癒そうとしているのです。このクリスマス、自分のためにぬいぐるみを迎えて、静かな「ぬい活」を始めてみませんか。最後までお読みいただき、ありがとうございます。以下の適応障害専門カウンセリングのお問い合わせフォームよりカウンセリングの概要をご覧頂くことができます。よろしければお問い合わせフォームをご覧下さい。@media (max-width:600px) { .kakomi { margin: 20px auto !important; }}■ お問い合わせ ■適応障害専門カウンセリンへのお問い合わせは、下記よりお願いいたします。適応障害専門カウンセリングお問い合わせまたご質問等ございましたら下記フォームよりお気軽にお問い合わせ下さい。お問い合わせはこちらからお願いいたします。