いつもありがとうございます。

管理栄養士Yumikoです。

 

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今日も春の日差しと暖かさが心をウキウキさせますね!

 

さてさて、ダイエット指導をしていて、

 

『少ししか食べてないのに、全然痩せないんです!』

というご相談をよくいただきます。

 

 

実際、食事の記録を拝見すると、

 

確かに、1日トータルで見ると、エネルギー量は1日に必要なカロリー

例えば女性なら1,600kcalも摂ってない。

でも、朝食抜き、夕食はがっつり揚げ物やご飯、お菓子類やアルコール。

1,000kcal以上摂っている。

 

これじゃ、痩せられないのは当たり前です。

 

そもそも、身体には体内時計というものが備わっています。

 

朝から昼過ぎにかけて代謝が良くなり

夜にかけて代謝が落ちていく、というサイクル。

 

だから、身体のエネルギー代謝が落ちている時に

がっつり食べたり飲んだりしたものは、

使い切ることができずに脂肪として蓄えられていきます。

 

ましてや、1回に消化吸収される酵素やホルモンの量は限られているため、

余った糖質や脂質は、どうなるかというと、身体にとりあえず貯めておこう!となります。

 

また、朝から食べていない状況は、身体が飢餓状態となっています。

 

お昼や夕食を食べてしまうと、

『早くエネルギーほしい!』と臨戦態勢となっているため

栄養素が入ってきたら、『使わないで貯めておこう』というように、

省エネモードスイッチオン。

 

余計、脂肪が溜まりやすい身体になってしまうんですね。

 

だからこそ、代謝を上げるためにも、朝食をしっかり食べることをおすすめしています。

 

 

たまに、夕方にカロリーゼロの寒天を食べているだけ、

なのに全然痩せないという方もいらっしゃいました。

丸一日ハードな肉体労働をしているにもかかわらず・・・。

 

断食レベルの食事をしているのにスルスル痩せないのはなぜか。

これは、もう、甲状腺機能が低下している可能性もあるということ。

栄養素不足によってのむくみや、

腎臓の機能が落ちてむくみをおこしている可能性もあるということ。

 

甲状腺機能低下症は甲状腺機能亢進症との相互関係もあるということですので、

もしかしたら、過去に糖質の摂りすぎによる低血糖を経験している影響も。

 

甲状腺機能低下症については、血液検査でもわかることがありますので、

 

もし、何をしても痩せない、と言う方は、一度受診してみても良いですね。