息子の食事について、
 
小学校の間は、サッカースクールに通っていました。
土日は必ずサッカーがあり、練習試合や大会など、早朝から夕方まで
丸一日試合や練習、時には遠くまで遠征しておりました。
 
サッカースクールの方針として、贅沢させることなく、すぐに食べられるように、
持たせる弁当はおにぎりのみ。おにぎり状なら何でも良いということで、
鮭、ツナ、おかかだけでなく、肉巻き、ベーコン巻き、オムライスおにぎりなど
中身に変化を持たせるようにしていました。
 
しかしながら、やはりおにぎりだけとなると
炭水化物に偏ってしまいます。
サッカーで体調不良を訴えることがありましたが、
むしろ、サッカーには行けても週明けの月曜日から全く学校に行けない、ということが重なり
見かねた夫が
「サッカーを辞めさせた方が良いんじゃないの?学校行けないのは本末転倒だ」
と、サッカーを辞めることも考えました。
しかしながら、ある程度強いチームのGKだったため、
息子が辞めることをすんなり受け入れることができませんでした。
今考えれば、それが悪化の原因の一つだったかもしれないと思えるのですが・・・。
とはいえ、やはり、悪化するにつれ、サッカーの試合にもたびたび休むことも多くなりました。
 
一方、家では、好きなものを食べていたため、息子は甘いものや炭水化物のものを好んでを食べていました。
夫がメタボのため、野菜たっぷり、タンパク質は普通、ご飯も少な目を目指していましたが、
肝心な夫は、自分で好きな総菜を買ってきて食べたり、焼酎3合を毎晩飲んだりして、全く改善せず。
 
一方、子どもたちはそんなヘルシーなご飯を食べていたので、成長に必要な栄養素が不足していた可能性が高いです。
 
それが顕著になったのが、小学校5年生になると、急に息子は身長が伸びて、6年生になると1年間で12cmも伸びるような成長ぶり。
成長に伴う量の栄養素が不足し、自律神経のバランスがおかしくなってしまったようでした。
 
学校給食と比べれば、主食の量は少なかったかもしれませんが、週末のおにぎりでかなり沢山食べていたから、
むしろ糖質は多かったかもしれませんが、学校給食を経験していた私ですら、そこまで不足しているとは思えませんでした。
 
しかしながら、圧倒的にタンパク質不足だったのです。
起立性調節障害を発症する前からすでに栄養素不足だったのです。
不登校になると、給食を食べない日が増え、私が仕事で居ない日は朝食を準備してもそれには手を付けず
自分で戸棚をあさってお菓子を食べたり、冷凍うどんを作って食べたりして、糖質をかなり取っていました。
一番ひどい時は、1日1食で、ひどい食生活だったので当たり前ですが。
給食は全ての子どもたちの身体を支えている、大切な食事だと痛感しました。
 
とにかくタンパク質を食べさせなさい、と、クリニックの管理栄養士さんに言われた時はかなりショックでしたね。
続きます。