先日、
あ〜失敗!と思った出来事が
ありました。
それは朝の通勤ラッシュ時間帯、
都心のとある駅でのこと。
私は仕事に向かうために
ホームに出る階段を
上ろうとしていたときのことです。
ちょうどその時階段の下で
白杖を持った40歳くらいの男性が、
杖で前方を探りながら
ウロウロしていました。
そこで、
「ホームへの階段はそのまま
前ですよ」と
声をかけてみました。
「4番線に行きたいんだけど」と
応えたその男性。
とっさに私は、
「ここは15番線なので、
4番線はあちらです」
と伝えました。
そして男性は無事4番線の方に
向かって歩いていったのですが、
その背中を見送りながら、
「あ~失敗!」と思ったのです。
白杖を持っている方に
「あちら」と伝えただけでは、
「一体どっちの方向?」となり、
わかりにくかったのでは、
ということに
はっと気づいたのでした。
その方はおそらくご自身の感覚で、
目的の方向へ向かって
歩いていかれたから
良かったのですが。
相手の立場で理解するって、
特にとっさの場合は
なかなかうまくいかない
ものですね。
あなたが見ている世界と、
他の人が見ている世界は
全く別の世界。
でもつい私たちは、相手も自分も
同じように見えていると
思ってしまいがち。
全く違う見え方をしている、
この意識をどこかで持っていると、
なぜわかってくれないんだろう、
とか、
誰もわかってくれない
というモヤモヤ感が、
少し軽くなるかもしれません。
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