私は大学入学とともに、大手コーヒーチェーン店でアルバイトを始めました。
誰もが知っている、オシャレなコーヒーチェーン店で、働き始めた当初は、今ほど日本に店舗数がなく、あっても首都圏に限られており、このお店でアルバイトをすることは一つの憧れでもありました。
私は、高校生になってから自宅でもコーヒーを飲むようになりましたが、アルバイト先ではこれまでに見たことも聞いたこともないコーヒーの名前や淹れ方を覚えるのに一苦労でしたが、大学の授業のない時はほとんどアルバイトをしていたこともあって、すぐに商品知識を取得し、大学4年もの間、ずっと同じアルバイトを続けていました。
接客そのものが楽しかったということもありますが、コーヒーの魅力に取りつかれてしまったからです。
お店側から、正社員にならないかとのお話も頂きましたが、別の業界でも働いてみたいと思ったのでそのお話はもったいないと思いながらもお断りし、就職活動をしました。
今は、大手飲料メーカーに勤務しています。
便利屋さんって本当に助かりますよね。