ブログネタ:根拠のない自信ある?
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私の「根拠のない自信」は、「絵」や「デザイン」方面。 落ち着いて考えると「ぜんぜん下手じゃん」って分かるんだけど、普段はだいたい根拠なく自信を持っていると思う。
そんな私に、この秋、夢のような仕事が舞い込んできた。
小学校のお祭りの瓦版作り。 1枚の紙を半分に折った、リーフレットだ。
それは本当に偶然だった。
運動会が終わるとすぐに、お祭りの仕事に移る本部役員。 仕事は大きく3つに分けられ、9人の役員が振り分けられた。 私は、小学校に子どもが2人、3人いる人より身軽に行動できると思い、当日拘束の長そうな係をあえて選んだ。
その係の中でさらに担当を振り分けたとき、初めて「瓦版作り」の仕事があるのを知り、他の人が渋ったので「はい やります!パワーポイントは主人が知っているので、教えてもらいながらやります!」と。
なぜ、それが「夢の仕事」なのか。
昔から、そういうのが大好きなのだ。 アメリカの中学校の卒業式のプログラムの表紙を描いた。 高校のころはチラシの世界に憧れ、コピーライターでも商業デザインでもいいから広告にかかわることをしたくて美術を専攻し、大学ではジャーナリズムを専攻した。 結婚披露宴の2次会用リーフレットを手作りした。 「絵と文章でアピールする」のが、大好きなようだ。
就職先は広告とはまったく関係ない会社で、その後広報部に配属なんてことも叶わなかった。
久しぶりにリーフレット作りに関われるなんて。 しかも、私1人にすべて任された。 こんなワクワクすることってない!
最初は、去年のパワーポイントのファイルを開けて文章を上書きするだけでいいと言われていた。 ところが家のパソコンにはパワーポイントが入っておらず・・・。 ペハのノートブックを借りての作業が始まった。 でもペハも日中は仕事に持っていくので、夜に借りて・・。
初めてのパワーポイントにはかなり悪戦苦闘したが、ペハに助けてもらいながら、いつのまにか没頭していた。 「去年のものに上書き」では気が済まなくなっていた。 あぁでもない、こうでもない、と、いじりまくり、気づくと夜中の1時まで、ということもしばしば。
そして、原稿が出来上がり、他の役員さんにも見てもらい、さらに学校の三役の決裁も下り(「見やすいのが出来ましたね」とお褒めの言葉が)、今日、晴れて印刷へ。
1000部の瓦版。 自分が作った瓦版が、もうすぐ全校生徒と保護者、先生方に配られる。
この仕事に携われただけで、役員になった甲斐があったといえる。 他のどんな苦労も報われる気がする。
そして、お祭りのあとに、もしも保護者のだれかひとりでも「わかりやすかった」とアンケートに書いてくれたなら、私の根拠のない自信はますます増大するのだろう。 あ、これは根拠があることになるわけか。
とにかく、私のわくわくはそれまで継続するのだ。