BS&このところ受信がやたら良くなったTVKが入るおかげで、TOKYOMX含め週三回も『水曜どうでしょうClassic』を楽しんでいる私。笑


今日もMXで、ジャングルリベンジを観終わり、続けてアニメ枠を観る。


地獄少女の後に来たのは、PS3へ有料配信するアニメとして話題になった『亡念のザムド』だった。



制作がボンズ、監督&スタッフが元エウレカ&ジブリ関係者の鳴り物入り。


それゆえか、キャラクターや空を飛ぶメカなど、たとえばナウシカ本人やメーヴェ風の飛び方(空中出てからのスタートの仕方)、ラピュタの飛空挺に付いた電話やらそこから聞える会話の音の入れ方と、もうオマージュなのかなんなのか知らないけど、過去の名作の数々に大変似ていた。


んが、これはもう以前に観た人たちに恐らく突っ込まれているだろうから、書かない笑。


特にアニメファンはこの手の突っ込みが大好きだしね。



OPのブンブンサテライツの音楽はご機嫌だし、主人公が父親にお弁当届けるシーンの細かい動き方なんて、何枚セル使ってんのかな~みたいななめらかさ。


ううん待てよ、これも確かにジブリアニメの歩かせ方走らせ方だったりするなあ。


それにあれってやっぱり、耳をすませばの最初んとこかなあ・・・あっちは猫が案内するし。


ま、観ていて純粋に面白いんだよねあの動き方。



でも。


似てる云々とか言うより、正直、ちょっともう辟易してるんだよね。



わくわくのはずの一話目の途中から、「あ~またこの手の暗さなんだなあ」とうなだれた。


現代の日本に良く似た、けれど軍が介入する異世界、もしくはすでに廃墟の日本(その場合、特に東京)が舞台で、その狂気が日常化している世界観。


とかくシリアスなアニメと言えば、戦争からはもう切っては離せないのだろうか。



あとは、やはりメンタルもの多し。


こういうの、エヴァ以降、とでも言うのだろうか。


暴走モードとか、ああいうの、もういいや~。


そもそも、主人公にあまりにも辛い試練を与え過ぎのような気がする。


まあ、一回目なんで、どう展開するかはまだ解らないけど。




つくづく、今のアニメって、複雑過ぎるよなあ。


たまたまやはりMXでお正月に流してた『劇場版・銀河鉄道999』を観ただけど、特にあれの一回目、今見てもとんでもない傑作で、改めてぶっ飛んだ。


印象に残る3回の法則(同じシーンを3回繰り返すと、人に心理的に不安感が残ったりする)だとか、アクションシーンとか、詩的な宇宙のシーンとか。


確かに主人公がえらいもんしょっちゃってんのは同じなんだけど、日常から非日常へと旅立つわけではないんだよなあ。


最初から、外的な物と闘ってんだもの、鉄郎は。


あくまでもそこに付随して、内面が成長するんだよね。



今って、内面が成長していかないと、外の敵と戦えない構図なのが多い。


何か言ってることは納得するけど、そんなにも肉体は蔑ろにされるべきなんだろうか。


単純に修行して、身体鍛えろよとか思っちゃう。


健全な精神は、健全な肉体に宿ると思うよ、ホントに笑。




まあ、上の『999』は制作費が全然違うんだろうし、かたや映画なのであまり比べられないけれど、テレビで観るならば、同じ枠での数本前の、おっぱい&パンチラ萌え系アニメ『セキレイ』のが観ててずっと楽しかった。


まじに。





まあ、次くらいまでは、一応観とくかなあ。


どうでしょうの後だしね。













う~ん・・・オタクっぽい感じで書いてみました笑。









追記:そういや私は昔、たまたま観た『ラーゼフォン』に本気で吐きそうになった輩です。戦闘で主人公が敵と闘ってる場面と、その敵が彼女で、攻撃されるたびに彼女の体から血しぶきが飛ぶ場面とがシンクロするシーンがあった回なんだけど、なんであんなに暗いの作るんだ?最近のアニメ?



追記2:そして知らずにカラオケで歌っていた『ヘミソフィア』は、『ラーゼフォン』の歌なんですね・・・笑。