フェデラルエクスプレスの飛行機が、墜落炎上しました。
空港勤務の友人からのメールでは、成田初の死者(二人)を出した大事故に、現場でも衝撃を受けている様子でした。
今日どころか、明日も滑走路はまだ使用できないようで、明日からのフライトにもかなり影響が出る様子です。
成田は、あれだけの発着がある国際空港でありながら、今だに滑走路は二つ。
世界でも珍しい。
ですから、こういう事態が起きた時の対処は、本当に大変なのです。
誤解を恐れずに言えば、かつては色々あれど、やはり拡張は必要だったと思います。
すでにアジアのハブ空港としては、香港や韓国にその座を奪われ、かなりの損失を出しています。
・・・・・・単純に、なかなか飛行機、飛ばないしね
原因は、朝から関東を襲った強風によるウィンドシアと言う現象だそう。
事故数分前には、ウィンドシア発生のアナウンスはあったようですね。
単純に考えると、パイロットの操縦ミスだと思いますが、それより、あのカーゴ用飛行機、本当に操縦士&副操縦士の二人しか乗っていないのか、と、妙なところでびっくりしていました。
近くで観るとけっこうな大きさですものね。
あの大きな胴体には、文字通り、荷物しか入ってないんですね。
・・・・・・当たり前ですが。
数年前。
友人たちともう何回目かの香港に行った帰り。
たまたま三人席で相席になった、FedExのアジア地区担当の営業の方とお話しました(名刺も頂きました(*^_^*))。
たいそう紳士的なこの方は、ふだんからビジネスで世界を飛び回っておられるのでしょう。
非常に旅慣れた様子で、また非常に流暢な英語でにこやかに、私たちの付け焼刃な英語の練習相手になって下さいました笑。
長く香港に在住していらっしゃる韓国人の方で、上海にも滞在経験があるそう。
今回はビジネストリップで、海外では大変有名なFedExが、これから、まだセールスの弱い日本へ進出して行こうとしている、というお話をされていました。
その後、テレビで頻繁にこの会社のCMを観るようになったので、「ああ!」と手を打ったものです。
現在、私自身は、残念ながらFedExを頻繁に利用するわけではないですが、買収されたキンコーズの看板にこの文字を見るたび、何となくこの方を思い出しては居ました。
あの短い間の会話が、よほど良い印象だったのでしょう・・・。
今回のこの悲惨な映像を見て、ふと彼の顔がよみがえり、非常に胸が痛みました。
亡くなったパイロットの方々はもちろん、あの飛行機が行き来するまでは、裏側で、たくさんの人の尽力があるのです。
早急に原因が解明されることを望みます。