保険に入ろうと思いまして。

なあんも保険に入ってなくってさ。年末調整の時に、紙切れに名前と住所を記入してハンコを押してサラリと提出します。保険の紙を一緒に提出している人たちを少々カッコイイと思っていたんだ。

そんなあたしだって保険くらい入ってたことはあるんだよ。社会人デビューした頃、県民共済とかいう安い掛け捨てタイプの医療保険に入ってたよ。

入院したことは一度もなく、風邪さえも滅多に引かないあたし。月々安い掛け金だったけど「もったいねえ」と思うようになり、いつの日か保険を解約したよ。

それから月日は流れに流れ。

結婚を機に「保険を考えてみよう」と思うようになりました。

王子もこれまたなあんも保険に入ってないという。無保険カップル。今お互いに何かあったら大いに困るぞ。さあ入ろう。今が保険の入り時なのだ。

すぐさまネットで調べて、とりあえずカウンターで相談出来るという「ゼクシィ保険なび」というものを予約してみました。

新宿西口にあるゼクシィカウンター。担当のスタッフさんが保険の基礎知識を詳しく説明してくれました。

どんな保険に入るか検討する過程で『もし旦那に 万が一のこと が起こり、自分ひとりで生きていかなければならくなった場合』のことを考えなければならなくなりました。

えっ。

今までそんなことまるっきり考えたことがありませんでした。

自分より先に王子に先立たれたら?しかも急に明日、明後日にそのような事態が起きたら???

可能性はゼロパーセントじゃありません。

あたしは想像してみました。

旦那に先立たれたあたしは、40歳くらいまで今の仕事を続けます。デザイン会社の事務職で40歳って言ったらもうベテランさんです。若いデザイナーのみんなに白い目で見られます。さすがにもうここには居られないと思い、実家に出戻ります。そして実家付近のスーパーでレジ打ちのパートを始めます。40歳から65歳まで時給800円でレジをひたすら毎日打ちます。65歳からは年金生活で細々暮らします。

わーーー

なんだか悲しい。やだやだ。ひとりでなんて生きて行ける自信がない。

保険に入るってことは、こんなに先のことまで想像しなくちゃいけないんですね。こんな機会が無かったら考えもしなかったな。

ひとりで生きていくチカラもつけとかなきゃいけない気がする。そうしないと「もしもの時」がやって来たらとんでもなく絶望するのは自分なのだ。今から何か手に職を付けとこうかな。
でもなんも出来ないしな。あわわ あわわ と心の中で焦っていました。

『ひとりで生きていけないのですぐさま再婚したいです』と発言したところ、王子とゼクシィ担当者が固まっていました。

結局あっという間に2時間たってしまい、次回までに「もしひとりになった時の働き方、生活のしかた」を考えてくること が宿題になりました。

帰りに沢山お土産をもらいました。

お金まるわかりBOOKと、内祝いBOOK。
チョンマゲ日記

ソニアリキエルのファンデーション。
チョンマゲ日記

ポケットミラーと香水入れるやつ。
チョンマゲ日記

チョコレート型の電卓。
チョンマゲ日記

これがダントツ嬉しかった。エビスビールセット(´∀`)ノ
チョンマゲ日記


こんなに貰っちゃって、しかも親身に相談してもらって大満足。久しぶりに頭をフル活動させて疲れちゃった。

また月末に話を聞いてくる予定なので、その時まで未来のこと沢山考えてみようと思います。