夫との静かな生活は続いています。
訪問診療月2回、訪問看護毎週で在宅での生活です。

夫の癌は、抗がん剤が効かなくなり、終了した後、少し静かになり、進行が止まっていたけれど、ここにきて、ひたひたと癌は身体の中に活発化してきました。
先々週、病院で撮ったCT検査では、リンパ節腫瘍が、肩、背中、腹部に増大、肝臓も腫瘍が大きくなっていました。

貧血もひどく、その為、足の浮腫み、ふらつき、怠さがあり、「辛い」と言って、痛みもある為、麻薬を飲んで寝ていることが多くなりました。
食事もとても少量しかとれなくて、麺類や寒天ゼリーなど、少し食べてます。
貧血改善の為に、今週の水曜日に輸血をすることになりました。
少しでも、楽になったら、いいな。

先々週、まだちょっと元気だった時に、夫の希望で、サラ・ブライトマンのコンサートに行ってきました。行く直前まで、行くか迷っていたけれど、会場近くの駐車場の予約をとり、私が運転して行きました。
駐車場から、会場までは、歩行器で行ったのですが、係の人が、席まで階段があるので、車椅子席を案内してくれました。
斜めだけど、一番前の席でした。
夫は感激していました。
「すごく良かった。人生最後のコンサートだ」と言ってました。
でも、相当疲れたのか。次の日からずっと寝ています。
私は「行かない方が良かったのかな」と聞いたのですが、
夫は「行って良かった。人生に花が咲いた」
と言いました。

夫はまだ寝ています。体調はどうかな。
一日一日が貴重だと思って、私も生きています。