過酸化脂質とはなにか？

現在、インスタントラーメンは日本中に普及し

「戦後生まれの国民食」とまで言われています。

年間の消費量は何と55億食。

これは1億2000万人の全日本人が、

ほぼ毎週1個はインスタントラーメンを

食べている計算になります。

しかし、このインスタントラーメンは

有害な食品の筆頭なのです。

まず危険なのは大量に使われる

「食品添加物」ですが、

他にも恐ろしい物質を含んでいます。

それが「過酸化脂質」です。

インスタントラーメンを長期保存することで、

油が酸化し強い毒性を有する

過酸化脂質が生成されるのです。

この過酸化脂質を摂取すると、

体内に大量の「活性酸素」が発生します。

「活性酸素」と聞くと、

何か良い物質のように

聞こえてしまうかも知れませんが、

実際は全く逆です。

活性酸素が体の細胞と結びつくと、

細胞はサビ付き老化し、

ガン化してしまうのです。

活性酸素は体内に入るとどんどん増加し、

周囲の細胞を老化させていき、

血管等の機能を劣化させます。

その後、活性酸素は

細胞内部にまで侵入します。

そこで、ＤＮＡを傷つけるのです。

傷つけられた細胞は変異し、

ついに「ガン」になるのです。

また、活性酸素は皮膚に

「ノネナール」を発生させるという問題もあります。

このノネナールこそが、

多くの中高年層が悩む

「加齢臭」の原因物質なのです。

若いうちはまだ体内にある抗酸化物質が、

何とか酸化を防いでくれます。

しかし、人間は40歳を過ぎると

抗酸化作用が弱まり、

皮膚の酸化が進むのです。

その結果、男女ともに

加齢臭を発するようになるのです。

加齢臭は自分では気づかないうちに

周囲の人を不快にさせ、

多少なりとも対人関係に

影響を与えることから、

多くの人が気にしているようです。

また、ひどい加齢臭には

病気が潜んでいる可能性が

あるいわれています。

動脈硬化や肝臓病など

生活習慣病を患う可能性を示すものであり、

早急に対処したい事態なのです。

身体の酸化を防ぐために大切なのは食習慣です。

今日はこの辺で！

「抗酸化物質」を多く含む野菜等の食材を、

バランス良く継続的に摂ることが必要なのです。