「絵本と子どもの情報誌ぽっかぽか」の最新号で特集したのは性のはなし。
「性と健康かたりべ」ひさちゃんから取材の中でおすすめしてもらった絵本や本を、ぼちぼちと読んでおります。
今日は、『気持ちの本』という本を読みました。
おはなしとして読み聞かせるにはちょっと難しそうな本。
でも、子どもと語り合いながら考える本としては、ものすごくわかりやすくて大切なことがぎゅっと詰まっている本。
一番大切なのは、「どの気持ちもぜ~んぶ大切な自分の気持ち」というところ。今の私には、すとんと落ちてくる。
ポジティブな気持ちは素晴らしい。
他人のことを恨んだり怒ったり、そんな負の感情はもってはいけない。
なんて…。
私はかつて、心のどこかでそんな風に思っていたんじゃないかなあ。
子育てする中で自分の子どもと向き合う毎日。
「むかつく!」
「死ねばいいのに!」
そんな暴言を受け止めると辛い気持ちになるけれど、そう思うあなたは悪くない、その気持ちはあなたにとって真実なんだよね、と少しずつ理解できるようになってきた。
(まあ、その暴言の本気度は別にして)
この絵本では、
全ての感情を大切にしよう
そして感情を表出することも大切なこと
でもその表出方法は選ぶ必要がある
ということを、丁寧に説明してくれている。
ひょっとして、何年も前の私と我が子に、すごくすごく必要だった本じゃないのか?
もしかしたら、今だからそう思えるのかな?
そんなことを思いながら、早速本を注文した私なのでありました(笑)。
遅すぎることはなにもない。
気持ちと向き合うのがしんどいな~と思った方は、ぜひ読んでみてください