インターネットと子ども。
私が子どもの頃には、全く考えることのなかった話題です。
私は何を隠そう、今年40歳になる世代。
ものごころついた頃には、家にカラーテレビがあり、電話は黒電話だった。小学生くらいからファミコンが流行って、友達の家で遊ばせてもらったっけ。
ポケベルが流行ったのは高校生、大学生になった頃には、PHSや携帯電話が普及していたかな。
パソコンに関する授業も中学生くらいから始まった記憶があるけれど、それでも家でインターネットを使うようになったのは大学生くらいからか?
それが、今はスマホでちょちょいのちょいでネット接続するのですから!まあ、いろいろな過渡期を体験した貴重な世代なのかもしれないです。
で、現在。
子ども達はデジタルネイティブ、つまり生まれたときからインターネット環境が整っているのが普通の世代。自分の子どもの頃を例にとって比べることができないんですよね。困った困った。
だから、インターネットに関する知識も意識も、アップデートしていかないとついていけなーい!!
子どもが使うネット用語や日常若者語録を、へえ~、ふ~ん、と日々更新しようとする日々ですよ。
そんな私がひかれたのは、この本の題名。
「正しく怖がる」って、すごく大事。
新しいものを「怖い怖い」って意味もわからず恐れている(実際、私はその傾向が強いタイプだと思う)のはもったいないと思うし、だからといって、流行っているからとリスクも考えずに流れに乗るのは無責任だと思う。
インターネットが身近になったゆえに情報過多な世の中。
だからこそ、何を正しいとするのか自分で判断する必要がある。
大人も、子どもも。
この本は2017年初版の本なので、もう古い情報になってしまっている部分があるかもしれないけれど、「正しく怖がる」ために、大人も子どもも知っておきたいことが書かれています。
新しいことは怖いことではない。
でも正しく怖がらないと取り返しのつかない失敗につながるリスクはある。
我が子が中学生になって、インターネットやメディアについて考える機会がどんどん増えてきました
それは、今後絵本講座にも生かせるかなと思っています。
おばちゃんも、「怖い怖い」言うてんとちゃーんと勉強して、子どもと対等に話しできるようにがんばるよー!!