先日の図書館まつりにて、アジアの絵本をたっぷりブックトークしてもらい、ここぞとばかりに借りて帰りました。
た~くさん読んだ中で、これは!と思った本を紹介します。
まずはこちら。
あめだま
1,620円
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読んだことはないけれど、図書館で誰かが借りたり返したりするたびに表紙が印象的でよく覚えていた絵本。
実は、あまり期待せずに読み始めました。
ところがどっこい!この人形たちの表情のなんと豊かなこと。
光の加減、遠近、カメラのピントによって、なんと考えられた構図か。
そして関西弁がぴったりの、ユーモラスでちょっぴり切ないストーリー。
よくありそうなんだけど、それだけで終わらない展開。
そんないろんなもんがぐわ~っと押し寄せて、これええなあ~とため息が出た一冊です。
現在、りっくんに読書感想文にどうか勧めている最中です(どうなるやろ)。
そして、次にこちら。
『シャエの王女』(槙佐知子/文 赤羽末吉/絵 偕成社)
※現在購入不可。
赤羽末吉さんの絵に惹かれて借りましたが、なんとそのストーリーの重厚なこと。読んでみると人間のもつ業や美しさについてぐっと考えさせられ、結末に拍手を送りたくなる、そんな絵本です。
実は、表紙が大人しい印象のためか、借りている間はりっくんに選ばれなかった本。
私自身読めなかったので図書館で読んで返そうと思ったものの、やっぱりこの絵本読んでほしいな~と思い、もう一度持ち帰ってしまいました。・・・さあ、一緒に読める日は来るんでしょうか?うーん読みたい。
アジアの絵本、やっぱり面白いな。
独特の文化背景にも魅力を感じる。
リストにまだまだいっぱい載っているので、夏休みのうちにたくさん読みたいな~と思います。