- へいわってすてきだね/ブロンズ新社
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昨年の沖縄全戦没者追悼式で朗読された、小学1年生の男の子の詩に、長谷川義史さんが絵を描かれました。私も新聞でその詩を読んで、とても感動した一人です。
先日本屋で買い求めたところ、出版から1カ月しか経っていないのにもう5刷になっていて驚きました。
この詩の持つ力と、買った人の平和への思いが感じられて、一人じーんとしてしまいました。
へいわってなんだろう?
せんそうってなんだろう?
ぜひ親子で、教室で、子どもと一緒に語りあいたいテーマです。
でも、「平和教育」だなんて言うと、子どもにはあまり歓迎されません
なんか、言葉だけ聞くと重すぎてしんどいというか…。
私だって子どもの頃は、なんとなく「またか~」と思っていたもんです。
でも、大人になるとしみじみと大事なことだなあと思います。
私は、戦争を知らない世代だから。
もちろん私の子どもたちも。
子ども時代に、『蛍の墓』の映画を見たことや、『はだしのゲン』の漫画を読んだこと、他にもたくさん戦争に関する作品にふれたことは、心の奥にずっと残っているんですよね。今は、学校で平和教育なんてやらないのかな?
私は、戦争を知らない大人でも、平和について積極的に子どもに語るべきだと思っているし、その機会を避けてはいけないと思う。「またか~」と子どもに疎まれたとしても…。
そして、戦争を伝える手段の一つとして、絵本を読むことはとても有効ではないでしょうか。
親から子へ伝えるのが一番。親子なら読み終わったあとフォローもできるし、より深く話し合うことができますよね。
親から子へ。
まずは一緒に読むところから始めたいです。
- へいわって どんなこと? (日・中・韓 平和絵本)/童心社
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へいわってなんだろう?考えるきっかけになる1冊。とてもおすすめです。- せかいいちうつくしいぼくの村 (えほんはともだち)/ポプラ社
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アフガニスタンを舞台にした家族の物語。絵がとても美しい。- すみれ島 (新編・絵本平和のために)/偕成社
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特攻の若者を描いた絵本。『ひとつの花』で有名な今西祐行さんの作品です。- 猫は生きている (理論社のカラー版愛蔵本)/理論社
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小学校高学年くらいからおすすめ。田島征三さんの迫力ある絵が戦争の恐ろしさを伝えています。早乙女さんは、他にもたくさん戦争の本を書いておられます。
- えんぴつびな (絵本のおくりもの)/金の星社
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小学校中学年からおすすめ。友達が突然いなくなるってどんな気持ちだろう。子どもにとっての戦争とはどういうものか考えさせられます。
もうすぐ8月がやってきます。
子どもと戦争や平和について話し合ういいきっかけになるかもしれませんね。
- 猫は生きている (理論社のカラー版愛蔵本)/理論社
- すみれ島 (新編・絵本平和のために)/偕成社
- せかいいちうつくしいぼくの村 (えほんはともだち)/ポプラ社