星川ひろ子さん | 絵本で育む☆ハッピーライフ

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子育ての中で読んできたおすすめの絵本や本、そして絵本講師・学校図書館司書としての活動などを紹介します。
大府市をはじめ、東海地方で絵本講座・絵本カフェなどを開催中♪

今回は、写真家であり写真絵本作家の星川ひろ子さんをご紹介しますラブラブ

実は絵本カフェで
「障がいに関する絵本を子どもに読みたいのですが、
 おすすめの絵本ありますか?」
と聞かれました。

その時は何冊か思い浮かぶ絵本を紹介したのですが、
私の中の本棚をもっと深めたくて、
「障がい」をテーマにした絵本を探すことにしました。

そして巡り合ったのが、星川ひろ子さんの写真絵本だったのです!


実は私、家庭教師の仕事をしておりまして、
特に発達障がいの子どもを教えることが専門(まだまだ発展途上ですが…)です。
でも、実際に障がいを理解するというのは、
人と付き合ってみるしかないんですね。
同じ診断名がついていたとしても、
それぞれ個性があって、
それぞれ得意なことも苦手なことも違う。

障がいを理解するというより、
その人を理解するという方が、きっとぴったりくると思います。


でも、もし身近に障がいのある知り合いがいない人にとっては、
理解する前に避けてしまう方が多いのかもしれません。

だからこそ、絵本。

なのかな。

知識と経験には比べ物にならないくらい差があるけれど、
それでも知らないより、知っている方がいい。

『となりのしげちゃん』のあとがきにもありました。


―しげちゃんのお母さんの言葉―

…この本が、共に遊んだり学んだりしている学齢期前の子どもたちに、
しげきや同じハンディを持つ子どもたちのことを曇りなく知ってもらうための、
また生まれたばかりのダウン症の赤ちゃんを持って悲嘆にくれている親御さんの
一助になればと思っています。…



たくさんの子どもたちに、とってもすてきな笑顔のしげちゃん、
コンニャク先生、星川ひろ子さんのお兄ちゃんたちに、
絵本で出会ってほしいなあと思います。



となりのしげちゃん/小学館

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ぼくたちのコンニャク先生/小学館

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ぼくのおにいちゃん/小学館

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ぼくのお兄ちゃんは、星川さんの息子さんです。
だからこそ、きれいごとではないけれど、それでも楽しい家族の思い出が綴られています。
ぜひ読み手である大人は、あとがきまでしっかり読んでほしいです。




ちなみに、この絵本も星川さんの作品だったのか!とびっくりしました。
子どもたちも、「しょうたとなっとうの人や!!」と喜んでいました♪

しょうたとなっとう (ふしぎいっぱい写真絵本)/ポプラ社

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最後に、こちらもとってもおすすめ☆

ぼくじょうにきてね (ふしぎいっぱい写真絵本)/ポプラ社

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