絵本講師の勉強で、最近「絵本論」のような本を読む機会が多くなりました。
そして「赤羽末吉さん」の本を読んで以来、
すっかりファンになってしまったので、
今日はそのことを書こうと思います。
読んだのはこちら↓
- 私の絵本ろん―中・高校生のための絵本入門 (平凡社ライブラリーoffシリーズ)/赤羽 末吉
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たまたま図書館の棚に並んでいたので読んでみました。
・・・そして、この方が
どんなに情熱をもって絵本を描かれているかを知るのです。
ひとつの昔話の絵を描くのに、
準備すること6年!!
どの時代の着物にしようか、
舞台となる地方はどこにしようか、
農民だろうから身の回りのものはこれだとか・・・。
実物があれば実際に取材に行ってスケッチをし、
そうしてようやく描く作業に入るのだそうです。
そんなに一冊の絵本に時間をかけておられたなんて、
まったく予想していませんでした。
なぜそんなに時間をかけて描くのか?
「だって相手は子どもだぜ」
とおっしゃったそうです。
(これは、他の方の絵本論に登場した赤羽さんの言葉。
こちらの本もまた、とてもよかったです↓)
- 現在(いま)、子どもたちが求めているもの―子どもの成長と物語/斎藤 惇夫
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というわけで、赤羽さんの大ファンとなった私。
子どもも大好きで、特に家でよく読むのは
『へそとりごろべえ 』 赤羽末吉 作・絵 童心社 1978年
(もう絶版??アマゾンに画像がありませんでした・・・)
そしてこちら↓
- おおきなおおきなおいも―鶴巻幼稚園・市村久子の教育実践による (福音館創作童話シリーズ)/赤羽 末吉
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どちらもとっても大好きです
昔話もたくさん出されているので、
もっと読んでみたいです。