毎月発行されている自宅マンションの自治会の会報誌で、本題に入る前に数行(200文字)程度のコラムがあり、それを書いてみないかといわれて、とりあえず7月分の文章は何とかつくりました。


これまでそのコラムの原稿を書いてくださっていた自治会役員の方が、親御さんの介護で忙しくなったため役員をおりることになり、今は、会報誌全体の編集に携わっている役員の方がコラムも毎月頑張って書いているようですがそのコラムをできれば他の人に書いてほしいということで、先月の自治会の月例役員会で話が出ていたのだそうです。

父は自宅マンションの自治会で役員理事を仰せつかっていますが、父いわく、役員といっても名ばかりで、視力が弱い、耳も遠くてみんなが話していることがまるでわからない、自分より年上でも元気な人が多い中で足腰も弱くて歩くのも大変というありさまで何のために(役員として)いるのかわからないと思うことが多いらしく、せめて私がそういう形で携わってくれたら、そんな自分も少しは役に立てていることが実感できるのだそうです。役員の人たちも、1回限りなら何とかやれても毎月となるとちょっと……という人ばかりだそうです。最初にこの話を受けた時は、役員、あくまで役員の家族にすぎない私がそのような重要な役目を引き受けてよいのかな?と正直思いました。私も書くのは大好きですが、一度始めたら、少なくとも「我こそは!」という人が現れるまでは毎月責任をもってやらないといけないし、たったの200文字とはいえ、400世帯余りが入居するマンション住民の視界にいちばん最初に飛び込んでくるスペースであり、多少前後するのはかまわないといわれても字数を意識して書くのはけっこう大変。いつネタがつきるだろうかとドキドキ、ハラハラですが、記念すべき100号で寄稿した際に役員の方から文章を褒められたそうで、私としても、せっかくそういう形で投稿してそれっきりなのももったいないし、書くネタを考えることで脳の活性化にもつながり、存在感も示せると思うのでいい訓練と思ってやってみることにしました。


もちろん、他に「書いてもいいよ~!」という人が現れればその人と分担するか、巻頭のスペースとは別に投稿欄に掲載することもあるようでその欄に関しては住民参加型ですが、いずれにしても、マンション内の動き以外のコーナーを楽しみにしてご覧になっている方もいらっしゃるようなので、一住民としてお役に立てればと思っています。


ということで、これまで以上に頭と指をフル稼働させることになりますが、まずは怪我をしないように、そして何より無理のない範囲で自分としてやるべきことをこなしていきたいです。