今日は中学校の始業式でした。
中学校3年生になる息子が、生徒代表の挨拶をさせてもらいました。
でもこの挨拶の壇上に立つまでには、本当に長い長いドラマがありました。
中学生は多感な年頃です。
自分の失敗や複雑な想いを、正直に包み隠さず話せるような子は、少ないと思います。
それをあえて、先生は包み隠さず、さらけ出し、悔しさをバネに成長するために、辛かった経験を全校の前で話すように指導されました。
親としては、この多感な年頃に、自分をさらけ出すような事は、正直酷だと思いました。
全校の前で話すことで、もう一度辛い追体験することになるのではないかと思ったからです。
でも、先生が親身になって心の中の整理係を請け負ってくださり、最後の最後まで妥協せずに、どんな話をしたら、全校生徒の心に響くのか、息子の成長につながるのかに、付き合ってくださったので、息子も本気で真摯に向き合うことができたようです。
息子は、スピーチのデリバリーにも注意を払い、練習を重ねて当日を迎えました。
舞台は慣れている方ですが、今回は、さすがに足が震え、声も震えそうになったそうです。それほどまでに、このスピーチにかける意気込みは、並々ならぬものだったということだと思います。
始業式終了後、たくさんの先生から声をかけていただけたそうです。
その中でも、
「お前は本当に、いいスタートを切っとるなぁ〜。」
と、息子にグータッチをしてくださった先生の言葉が嬉しかったと、話してくれました。
つらい経験を語ることは、聞く人の心の中にある人の前には出したくない部分と共鳴し、素直に反応します。
よい先生と、仲間との深い絆を作れていたことで、本当によいスタートが切れるチャンスに恵まれました。
経験は、まぎれもなく、子供の成長の証だと思います。
毎日成長、本当にありがとう。