会長の威圧に負けて勢いで入るとは言ったものの・・・・。
うーん。なんで俺がって感じだ。
瑠「自己紹介はいいよな」
この人はなんか会長にむいてない気がするんですが。
瑠「早速だが、仕事だ」
海「あ、そうですかー。じゃ、お先に。お疲れっしたー」
そそくさと逃げようとした海は、当然のことながら会長に捕まえられた。
馬鹿なんだろうか。
誠「仕事ってなんですか」
なんか聞かなくちゃいけない気が・・・。
聞かなくちゃどんどんグダグダになっていく気が・・・。
凛「転入組でね、すごい子が居て、その子も役員に選ばれてるんだよ」
海「ほ」
誠「どんなにどうでもよくても、1文字で反応すんのやめようや」
いい加減つっこむのも面倒だし。
そのすごい子と仕事にどう関係が?
誠「ていうか、外部からの試験ってめっちゃ難しいんじゃ・・・」
有「それが満点なんですよー」
誠「うえぇ、天才?」
瑠「ま、俺には負けるだろうけどな」
会長のどこからそんな自信が・・・。
へー、でも、満点はすげーよなぁ。
海「で、仕事は?」
海ってなんかこういうの急ぐよな。
瑠「そいつの捕獲だ」
誠「・・・は?」
捕獲?
葵「・・・捕獲じゃなくて、勧誘」
誠「勧誘って」
凛「まぁ、君らがさっきされた感じだね」
・・・よく分かりました。
そして、天才くん。ご愁傷様です・・・。